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不仲同士の私たち

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不仲同士の私たち

13 - きっと

♥

260

2024年10月15日

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et

うー…まじで無理…

na

暑いですね…

et

暑いどころじゃなくない!?

et

まじで砂漠にいる気分なんだけども…

今は7月にある運動会の練習中

そして7月とは思えないぐらい暑い…

yan

あれー?もうバテてるの??

yan君がいつも通り煽ってくる

et

はっ!?そんなことないし?

そしてそれに負けじと言い返す

na

はいはーい、喧嘩はおしまいですよ

et

始まりこの人なんで

yanくんを指さす

yan

俺はほんとのこと言っただけですー

et

なっ…

まっじでイラつく…!

et

…これで終わりかな…

練習が終わり

体育祭の練習で使ったものを

片付けていると

yan

…ぁ

et

…?

et

げっ…

yanくんかよ…

イケメンな先輩と思ったのに……!!

yan

げっ…てなんだよ

yan

別にお前に用があって来た訳じゃねーし

et

そんなん知ってるしー

片付け終わったため

教室に戻ろうとしたら

yan

…っおい!

yanくんが急に私の腕を掴んで

自分の身に引き寄せる

そして目の前には

今落ちてきただろう

段ボール箱が床に落ちている

多分yanくんが

助けてくれなかったら

段ボール箱が頭にぶつかって

怪我をしていたと思う

yan

…っ

yan

…危な…

et

っ…

今気づいたけど

私…こいつにくっついてる…!?

et

あ、危なかった…

…あれ…?

et

…ありがと、

et

yanくんが助けてくれなかったら

et

私…

「早く離れて」

とでも言えばいいのに

喉に突っかかって出てこない

yan

っ…

yan

…そ…

yan

そう…良かった、

こいつの顔が少し赤かったのと

私の顔が熱いのは

きっと

私の勘違い

不仲同士の私たち

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