et
うー…まじで無理…
na
暑いですね…
et
暑いどころじゃなくない!?
et
まじで砂漠にいる気分なんだけども…
今は7月にある運動会の練習中
そして7月とは思えないぐらい暑い…
yan
あれー?もうバテてるの??
yan君がいつも通り煽ってくる
et
はっ!?そんなことないし?
そしてそれに負けじと言い返す
na
はいはーい、喧嘩はおしまいですよ
et
始まりこの人なんで
yanくんを指さす
yan
俺はほんとのこと言っただけですー
et
なっ…
まっじでイラつく…!
et
…これで終わりかな…
練習が終わり
体育祭の練習で使ったものを
片付けていると
yan
…ぁ
et
…?
et
げっ…
yanくんかよ…
イケメンな先輩と思ったのに……!!
yan
げっ…てなんだよ
yan
別にお前に用があって来た訳じゃねーし
et
そんなん知ってるしー
片付け終わったため
教室に戻ろうとしたら
yan
…っおい!
yanくんが急に私の腕を掴んで
自分の身に引き寄せる
そして目の前には
今落ちてきただろう
段ボール箱が床に落ちている
多分yanくんが
助けてくれなかったら
段ボール箱が頭にぶつかって
怪我をしていたと思う
yan
…っ
yan
…危な…
et
っ…
今気づいたけど
私…こいつにくっついてる…!?
et
あ、危なかった…
…あれ…?
et
…ありがと、
et
yanくんが助けてくれなかったら
et
私…
「早く離れて」
とでも言えばいいのに
喉に突っかかって出てこない
yan
っ…
yan
…そ…
yan
そう…良かった、
こいつの顔が少し赤かったのと
私の顔が熱いのは
きっと
私の勘違い