あの日…（後編）

さっきの続きね

すると…

蒼空の手が少し動いた

そして俺が蒼空の手を握りこう言った

『蒼空起きてお願い…』

そうすると蒼空が…

『何泣いてんだよ…俺が…死ぬわけないだろ…』

そう小声で答えた

その時俺は主治医の先生と看護師さんを呼んだ

主治医が一言

『すごいよ蒼空くん…』

俺が泣き崩れる

主治医が

『ほんとにすごい…もう死亡は確定していたはずなのに…生命力がすごいよ蒼空くん！』

すると蒼空が優しく俺の手を握って

『俺は死なないよ…だから…泣かないで笑顔でいろよ』

と小さい声で答えた

俺は涙をふいて蒼空を優しく抱きしめた

主治医も看護師さんも大泣き

その時に改めて思った

蒼空は強いんだ

って…

だけど…

数分経ったある時…

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

蒼空の容態が急変

主治医が

蒼空くん！蒼空くん！

大声で蒼空の名前を呼びながら…

手術室に運ばれて行った

そして…

6時間後

主治医が戻る

『さっきのはほんとに偶然だったんだと思います…海人くん…覚悟…出来てる…よね?』

俺が応える

『何…?なんなの!蒼空が死ぬ!?有り得ねぇよ何とかしろ！』

そう言って俺は病院を出た

空を眺めながら 約2時間後

急に携帯がなる

主治医からだ…

電話に出た俺

今すぐ戻ってきてください

……分かりました

（蒼空の病室）

俺が声をかける

蒼空…?起きてよ…死なないって言ったじゃんあの時みたいに笑ってよ…

優しく蒼空の手を握った

すると…

小さい声で蒼空が

『海人…?手…握りすぎ…死ぬわけないじゃん』

そう答えた

俺は…大泣きして主治医を呼んだ

主治医が

『この子は奇跡の子供だ』

そう言った…

そう…蒼空は2回も死を宣言された

その度蒼空は起きて

『死なないよ大丈夫』そう言った

それから3ヶ月入院して

退院

蒼空が

心配かけたよなwごめんよ！

そう笑顔で答えてくれて

俺はすごい嬉しかった

蒼空が死ななくてよかった^^*

そういうと蒼空が

優しく抱きしめてくれて

海人…?泣くなよ！俺生きてるじゃんかぁ！！

って言ってくれた

蒼空…よく頑張ったね^^*

終わり(　'-' )