TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)

私の名前は魔炎冷菜

親をヒーローに殺されたの

その時のお話

魔炎 冷菜

お、お母さん…?

魔炎 冷菜

お父さん…?

魔炎 冷菜

何で!お母さん達は妖怪と、霊を追い払おうとしてただけなんだよ⁉︎

魔炎 冷菜

絶対に、殺しちゃ…ダメ…!

ヒーロー

違うよ、あの人達は人を殺そうとしてたんだよ

魔炎 冷菜

そんなことしてない!!

魔炎 冷菜

霊と、妖怪を追い払おうとしてたの!

ヒーロー

騙されちゃ、ダメだよ

魔炎 冷菜

騙されてなんか…

ヒーロー

親だからと言ってそんなに信用しちゃ、ダメなんだよ

魔炎 冷菜

酷い、酷いよ…!

ヒーロー

あの人達が居ると危ない

ヒーロー

死刑にしなくちゃいけない

ヒーロー

人を、、、

ヒーロー

————殺してた

魔炎 冷菜

殺し…てた……?

そんなこと、お母さん達はしない!

ヒーローなんて、、、

———死ねばいいのに

ヒーロー

じゃあ君は、警察の元に連れて行くから

魔炎 冷菜

嫌だ!嫌だよ…!!

魔炎 冷菜

お母さん達を殺すの…⁉︎

ヒーロー

うん

魔炎 冷菜

ヒーローのする事…

ヒーロー

あの人達は悪い事をしたからね

魔炎 冷菜

……っっ

魔炎 冷菜

お母さん達が死ぬなら、私も死ぬ…!

ヒーロー

ダメだよ、まだ君は幼いんだから

魔炎 冷菜

でも……!!

ヒーロー

ダメだよ

何、このヒーロー

私の親を殺そうとして、私を殺させないようにして

そんなヒーローが嫌いだ

ヒーローなんて、信用出来ない

この日から私はヒーローを憎むようになった

そして、結局私の親達は死刑になってヒーロー、警察に殺された

私は10歳まで警察の元で育った

勿論、その警察と居るだけで吐き気がした

毎日毎日

嫌だった

さっさと家に帰りたかった

それで、10歳になった後に言った

魔炎 冷菜

私、家で1人暮らしします

警察

えっ!?

警察

危ないよ、1人なんて

魔炎 冷菜

いいんです

魔炎 冷菜

私は1人がいいんです

うん、1人がいいわけじゃないけど、警察と居ると本当に辛い

だから、嫌なだけ

でも、そんな事、言えないし…

警察

うん、分かった

警察

一応、他の警察の方にも聞くね

魔炎 冷菜

聞かなくて結構です

魔炎 冷菜

私はよく家で1人で過ごしてきたので

警察

?どうして?

魔炎 冷菜

お母さん達はよく出掛けてました

魔炎 冷菜

海外に

警察

海外⁉︎

魔炎 冷菜

はい

魔炎 冷菜

仕事で行かなきゃ行けなかったらしいです

魔炎 冷菜

でも、引っ越すわけにはいかない

魔炎 冷菜

だからわたしだけ家に残ってたんです

警察

え、でも食べ物とかは?

魔炎 冷菜

お母さん達には、お金を1万円貰って、お買い物に行ってました

魔炎 冷菜

それで、食べ物を買って

魔炎 冷菜

家で料理してました

警察

そんな…!
まだ幼いのに…

魔炎 冷菜

親に教えられてましたからね

魔炎 冷菜

念のために

魔炎 冷菜

なので、1人で暮らすことは慣れてました

警察

そ、そっか

警察

じゃあ1人で大丈夫なんだね?

魔炎 冷菜

大丈夫です

警察

警察の人達居なくていいんだね?

魔炎 冷菜

居なくていいです

てか、来ないでください

気持ち悪いので

警察

あ、お金は?

魔炎 冷菜

大丈夫です

魔炎 冷菜

お母さん達が居なくなってから

魔炎 冷菜

2人が言ってました

魔炎 冷菜

私達が居なくなったら家の金庫にあるお金を使って と

警察

何円くらい?

魔炎 冷菜

ん〜

魔炎 冷菜

お母さんが1億はあるって言ってましたね…

警察

1億!?

魔炎 冷菜

はい

魔炎 冷菜

お母さん達、一応お金持ちだったらしいですよ

警察

そ、そっか

魔炎 冷菜

では、私はもうここから出ます

魔炎 冷菜

今までお世話になりました

お世話になってませんけど

警察

ええ、うん

警察

スマホ持ってるよね?

魔炎 冷菜

持ってます

警察

他にも物持ってく物はないね?

魔炎 冷菜

無いです

何で警察はこんなにお世話焼いてくれるんでしょうか

余計にイラつく

魔炎 冷菜

では

やっとここから解放される

自由が貰える

あんなに嫌いな人達の所に居て、本当に嫌でしたよ

今度は、私があなた達、ヒーロー、警察を———

魔炎 冷菜

————殺してあげましょう

ヒーローに復讐します

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

150

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;