ぷれぱらーと
新しい小説に手を出します🙋
ぷれぱらーと
息抜き程度に更新する予定です✋
ぷれぱらーと
キャラ設定はノベルの方に載せています。
⚠潔凛、冴凛要素あり🐜
看守、囚人パロあります
〜とある監獄〜
凛
……おい、起きろ。
潔
――ん……?ここどこだ……?
潔
(暗いな……。床も冷たい。)
凛
んな事はどうでもいいだろ。
凛
潔世一、お前にサツ人の容疑が掛かっている。
潔
……は?
潔
すまん、もう一回言って。
凛
チッ……。
凛
お前にサツ人の容疑が掛かってるっつてんだよ。耳聞こえねぇのか?
潔
はぁ!?
潔
いやいや、んなことしてねぇし……!
潔
(にしても、こいつすげぇ美人だな……。図体デケぇけど……。)
凛
まぁ、お前がしてようがしてなかろうがどうでもいい。
凛
1週間後にはお前は此処か外のどっちにいるか決まる。
潔
(……!目合った……?)
潔
……じゃあ、今俺がここにいる意味は?
凛
尋問だ。これで怪しい点が見つかれば、お前は速攻でここの人間になる。
潔
……。
潔
尋問ってお前がすんの?
凛
あぁ、そうだ。俺ともう一人。どいつかは知らねぇ。
潔
お前の同僚とかじゃねえの?
凛
いや、俺は本来尋問する人間じゃねぇからな。
凛
人手が足りねえらしいから、急遽代理で尋問することになった。
潔
へー。……誰か来るけど……。
凛
遅えな。予定からもう5分経ったぞ。
冴
――おい。場所ちげぇぞ。此処じゃなくて隣の部屋だ。お前は馬鹿か?
凛
……クソ、最悪だ。お前とは絶対一緒に仕事したくなかった。
冴
あぁ、俺もだ。せいぜいお前は俺の足引っ張んなよ。
潔
(めっちゃギスってる……。どう見ても同僚の雰囲気じゃねぇよ……。)
冴
おい、お前も何ボーっとしてんだ。とっとと隣の部屋行くぞ。
冴
やりたくも無ぇ仕事をこれ以上増やすな。
潔
……はーい……。
潔
(こいつらの前歩くの嫌だ……。)
冴
全く、お前は何で仕事の確認も出来ないんだ?
凛
うるせぇな。上のジジイ(上司)がそう伝えてきたんだよ。
冴
お前、次こんな事あったら首が危ないからな。
凛
余計なお世話だ。お前には関係ねぇだろ。黙っとけ。
潔
(なんで上の人間はこいつらを同じ仕事にさせたんだ……?)
潔
(確かに囚人たちはビビるだろうけど……。)
冴
ここだ。ほら、座れ。
潔
は、はい……。
冴
じゃ、早速尋問……と言いたい所だが……
冴
お前は今日から此処に入ることが決まった。よって、尋問は必要無くなった。
凛
は?どういう事だよ?
冴
俺があの部屋行く途中、上司が急に伝えてきやがったんだよ。
冴
潔世一、コイツはもう今日から此処の囚人だ。
潔
……え……?
冴
服と部屋は後で用意してやる。
冴
凛、後でこっち手伝え。説明もあるからな。
凛
……分かったよ。
冴
服はここにあったよな。よし、出来た。
冴
おい、出来たぞ。後でこれ一緒に持っていく。
凛
は?お前一人で持ってけよ。
凛
あいつが入る棟の担当、お前だろ?
冴
それか。お前もあの棟の担当になったんだ。上司が言ってたぞ。
凛
なんでまたお前と一緒なんだよ?そんなんだったら、もう仕事辞めるぞ俺。
冴
――それだけは絶対辞めろ。俺とお前以外の奴らは皆クソだ。
冴
仕事も何も出来ねぇ。ほぼ無価値だ。
冴
俺はあんなゴミ共に囲まれて仕事なんざしたくねぇ。
冴
(凛がいなけりゃ、俺も此処に居る価値無ぇしな。)
凛
チッ……。
凛
仕方ねぇな。ここは金払いも良いし、居てやるよ。
凛
その代わり、足引っ張ったら絶対コロすからな。
凛
(兄ちゃんと一緒に仕事……。やった……!上の奴も良い事するな……。)
潔
相変わらず床冷てぇな……。日光もほぼ入らないし。
潔
(俺の番号は……"410"番か……。一人部屋?で良かった……。)
潔
(……あの看守、凛って言ったか。めっちゃ美人だったな……。口が悪いのも可愛いし……。)
潔
一回目合った時は心臓止まるかと思った……。
潔
……また、凛に会いたい。