knkz

僕は葛葉くんが好きだ

素直なお前も

授業中もずっと寝てるお前も

正直者なお前も

出会った時からずっとず〜っと大好きで

告白の練習したりしてw

照れちゃうかな〜とか、 OKされちゃうかな～とか、 やっぱり振られちゃうかな〜とか 考えたりしてたけど

返ってきたの返事は僕が思っていたようなものじゃなくて

どこを間違えたんだろう。 優しくもしてたし、僕から喋りかけたし 、遊びに誘ったし、好きって伝えてたし、ずっとず〜っと好きだったのに

なんでｯｯ なんでｯｯｯｯ

ただの思い込みなのかもしれないけど、なんとなくそれが嘘をついていたように聞こえた

でも、もし思い込みじゃなかったとしたら……、

なんて、ありもしない理想をおしつける僕が

いつも隣にいた葛葉がいなくて 世界から音が消えたみたいだった。

漫画やアニメでしか見たことのなかったシチュエーションを今経験しているなんて、あの頃の僕は思ってもいなかっただろう。

悔しいとか、許せないとかじゃなくて、ただ葛葉に嫌われてしまった僕が、 恥ずかしい。

今までの記憶がなくなっちゃえばいいのに