ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
you
you
スマホの画面を見つめながら呟く。
今日は日曜日。ちょうど休みの日だ。
そしてわたしは、推しさまグッズを買いに行くっっ!!!!
you
すると、少し離れた女の子たちが大きな声を出していた。
女の子
女の子
女の子
女の子
女の子たちはチラチラとわたしを見ながら笑う。
you
女の子
女の子
頭に血が上った。
わたしの悪口は良いとして、推しさまの悪口を言うだと!?
you
気づけばわたしは2人の女の子の前に立っていた。
女の子
you
you
女の子
you
バチンッ
女の子
you
you
わたしは女の子の頬を叩いたあと叫ぶ。
女の子
女の子も叫び、そして周りがどよめく。
you
you
女の子
だれか
だれか
男の人が割り込んできた。
淡々と冷静な顔で。
you
目に涙が込み上げてきた。
でも、涙が頬を伝わらなかった。
その前に怒りが込み上げてきたからかな。
だれか
だれか
you
you
you
you
you
you
だれか
ドンッ
押された。
男の人に押された。
you
わたしは空中に浮いていた。
下には線路。 横には電車。
you
怖い。
久しぶりに感じた感情。
キッキーー!!!
you
今まで我慢していた涙が一気に流れた。
髪の毛も、全部あっという間に濡れた。
「ああ、わたし死ぬんだ」と言うことしか考えられなくて。
怖くなった。
you
you
最後の涙が頬を伝って、そのまま瞼を閉じた。
コメント
1件
面白いです。