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見たい人だけ見て…

第1話 - 見たい人だけ見て…

2022年01月30日

#病んでる。　#最後ちょっとほっこり

美月(*´∇｀*)

主

病み投稿ごめんなさい｡

主

今回は、僕の話を聞いてほしいんです。

主

数年前からのことなんだけど…

主

僕のクラスに、男子でKくん（けーくんじゃないよ！）って言う子がいるの。

主

その子は基本的に､問題児で､先生に平気で悪態つく子なの｡

主

そして人の好き嫌いが激しいの。

主

その子にとって僕は、嫌いの方に分類される訳。

主

言ってることはいつも冗談で、本当は何を思ってるか分からないんだけど、僕の時は違うんだ。敵意を剥き出しにして襲ってくる。

主

数年前から、自分へのあたりが本当に強くて、精神を悩ませてた｡他にも色々な事があって、

人を信じ、人に信じられ、

感じること、考えることを自ら捨て去り

記憶から消した。

そしてこの世の全ての人間という生物を

自らの意思で敵に回した。

主

人間は所詮そんなもんだって

分かってたから。

主

色々というのは、これを見れば分かります。

主

その頃から僕は一人でほとんどの時間を過ごした｡一人でいる方がずっと楽だったから。一人でいたかったから。

主

何度も何度も逃げたいと思った。

主

誰もいない、誰にも気づかれない、誰も来れない、はるか遠くの何もないところに｡

主

けど、現実から逃げたってしょうがない｡その頃は､勉強が出来るからって理由で､先生から気に入られてたから、勉強することで、苦しさを紛らわしてた。

主

でも、小学校を卒業して中学に上がった2021年。その一緒のクラスになりたくなかった子とクラスが一緒になってしまった。

主

4〜10月は良かった。我ながら、（誰にも話しかけられず、一人でいられる｡アイツにも話しかけられない｡充実してるな…）と思ってた。

主

でも、

翌月の11月からが問題だった。

主

すれ違うごとに菌のように､体がぶつかってしまったところを汚れを払って落とすような仕草をしたり､

主

ついには、「邪魔｡どけよ。死ね｡」

主

とまで言われるように。

主

12月、終業式の日､

主

授業以外の時は、僕っていう主語を使うんだけど、その事で、担任と話していたら、その子が、

主

「その僕っていう一人称キモいからやめろ笑笑」　　　　　￣￣￣　　　

主

と言われ冷淡にキレました。

主

「はぁ⁉︎何で俺がお前に一人称変更の指図されなきゃいけねぇんだよ！どう呼ぼうが自分の勝手だろうが！お前のことで悩んできた俺の気もしらねぇでテメェが口出すんじゃねぇよ､あ"ぁ？所詮、他人の分際で知った口聞くなよ！なぁ！俺はお前に何か迷惑かけたか？かけてねぇよなぁ？あ"ぁ⁉︎」

主

って言ってやりましたが、相手は聞かず。

主

キモかろうが何だろうが勝手だろうがよぉ！！とも付け足して言ってやりました。

主

僕はだんだんヒートアップしていき、しまいにはクラス中が静まり返るくらいにまで。

主

そして､クラスではドン引きされ、学年中の116人全員にその話は広まった。おかげで、僕はクラスでも学年でも空気になれた。（この後、学年レクがあったけど、辛いし、今日はもう帰りたいって言った。そしたら担任の先生が、「今は精神的に辛いし、無理に参加しなくていよ。先に帰ってて。」って言ってくれた。）

主

担任の先生が､今まであったこと、全部話していいよと昼休みに校庭に連れ出して､階段みたいなちょっと段差があるところに座って親身になって話を聞いてくれた。

主

話変わるんだけど、僕小さい頃からずっと賢いって言われてて、誰にも迷惑かけずに生きてきたから、自分の本音をオブラートに包みながら言う事だって出来たし、空気読んだり､話合わせたり､誰にも悩んでる事悟られないようにするのも得意だった。面倒見も良かった。それが唯一の長所だった。でも､その時だけは得意な事が出来なくなって、暴走しちゃった。

主

本題に戻って、僕は今までにあった事を全部話した。

主

そしたら、先生は「辛かったね。気づいてあげられなくてごめんね。」って言ってくれた。

主

僕は、何も感じなかったけど、

主

ただただ､ほんのりと暗く閉ざした心を明るく照らすような温かな優しさに包まれて、涙を流すしかなかった。そして、それが落ち着くまで先生は､背中をさすっていてくれた。ずっと隣にいてくれた。

主

何とかするからね

主

そう言ってくれたのに、