アイツとのキスが消えないで苦しんでいる直弥。
哲汰
本当なら、今すぐにキスをして上書きをしたい。
けど、それで直弥がもっと苦しんだら、、、
目の前で深呼吸を繰り返す直弥を見つめていると、 顔をあげ、上目遣いでこっちを向いた。
少し濡れて、赤くなった唇。
気づいたら俺は、直弥の頬に手を添え唇を重ねていた。
哲汰
哲汰
哲汰
直弥
哲汰
直弥
何言ってんの俺、 哲汰は、好きでしてくれたわけじゃないのに。
哲汰
哲汰は、おろしていた手をもう一度頬に添え、 そっとキスをおとした。
直弥
少し唇が離れると、 もう一回もう一回と何度も重なる。
直弥
哲汰
苦しくなり、口を開けると哲汰の舌が入ってくる。
さっきのキスとは全然違う。
………嫌じゃない、 そう思った。
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