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俺と希は小学校からずうっと一緒だ
<ゾムとロボロ>って2人だけのあだ名もある。
2人だけのものって約束したんだ。誰にも使わせないって。
なのに___
呂戊太
絵斗
らだ男
論吉
希
なんでアイツらが使ってるんだよ 俺がゾムのこと1番知ってるはずなのに
どうして俺が見たことないような表情をアイツらに見せるんだよ___
あぁ、最悪だ。ゾムが俺以外の人と楽しそうに話してるなんて耐えられない
MOB
ダンッ___
俺はつい机を叩いてしまった。 騒がしかった教室が一瞬で静かになる
呂戊太
思っていたより低い声がでる やらかした そう思った
ゾムを怖がらせたかもしれないと思いゾムの方を見る
そこには俺なんか見向きもせずらっだぁとゾムが楽しそうに話していた
今すぐ2人を引き裂きたかった
呂戊太
俺偉い
休憩時間はいつと絵斗兄さんとシャオロンがゾムに会いに来る
奴らにゾムが取られる前に取っておこう
呂戊太
希
そう言い首を傾げるゾム
あぁ、このまま閉じ込めてしまいたいほど愛おしい
希
呂戊太
らだ男
希
希
呂戊太
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
俺の方がずっとゾムのこと理解してるしゾムのこと知っている なのになんであいつを優先するんや?
胸の中から黒いドロドロとした感情が溢れ出てくる。気を抜いたらこの感情に飲まれてしまいそうだ
ダメだ、ゾムの周りの人間をしま消さないと俺が壊れてしまう
体操服に着替え仲のいいMOBとグラウンドに移動する
計画は既に始まっている 俺は演技派だ
MOB
MOB
呂戊太
MOB
計画通りだ
呂戊太
MOB
MOB
上手く行きすぎて口角が上がってしまう
MOB
MOB2
MOB
MOB2
MOB
MOB2
早速噂が回っている。 俺はゾムにいじめられているとしか言っていないのに噂には必ず背びれ尾びれが着くものだ
MOB
MOB2
呂戊太
呂戊太
呂戊太
MOB
MOB2
呂戊太
MOB
MOB2
呂戊太
確かにいいかもしれない
ゾムが無視されて精神的に参っているところにつけこもう
呂戊太
思ったより簡単に行きそうだ
それからは全てがトントン拍子で上手くいった
まるで世界が俺を中心に回っているかのように
ただ1つを除いて__
ゾムの周りには人が居なくなった
でもアイツらだけは居なくならなかった
あいつらはずっとゾムのそばにいた
俺が入る暇もないほどに
俺がいるはずだったゾムの隣は
らっだぁが居る
俺の方がゾムに似合うのに
黒いドロドロとした感情に飲まれて もう何も考えられない
気づけば俺はゾムの家にいて
手には赤黒い液体が着いたナイフ
目の前には腹を抑えるゾム
希
呂戊太
顔が赤面するのがわかる
呂戊太
やっと!
呂戊太
希
呂戊太
呂戊太
呂戊太
呂戊太
もう
悪さができないよう
ずぅーーーっと
一緒にいような
希
それを無視して
俺はゾムにトドメをさして
そのままゾムの隣で
長い
長い
眠りについた。
仁羅
仁羅
仁羅
仁羅
仁羅