瑚乃葉
…(監視役って言われてもな、タケミっちどうせ一人でしか来てないでしょ…。)
瑚乃葉
まぁ、いいや。
どうせ春千夜がマイキーの指示なしで撃つ確率は低いし、ちょっと見回りしとこ。
どうせ春千夜がマイキーの指示なしで撃つ確率は低いし、ちょっと見回りしとこ。
見回り中…
瑚乃葉
特に誰もいないと…
やっぱりタケミっち一人で来てんじゃん…
やっぱりタケミっち一人で来てんじゃん…
はるちょ
(イヤホン越し)…ザザ…おい!瑚乃葉!!
瑚乃葉
ん?なに?
はるちょ
お前監視してたんじゃねぇのかよ!?
瑚乃葉
監視?
してるけど…?
してるけど…?
はるちょ
マイキーが屋上で飛び降りしようとしてんじゃねぇか!!
瑚乃葉
え!?
ちょ、ちょっと待って!?
ちょ、ちょっと待って!?
タブレットを観る
瑚乃葉
嘘…やばい、早く行かなきゃ…
瑚乃葉
マイキー!?
何してるのさ!!
何してるのさ!!
マイキー
瑚乃葉か?
俺はもう楽になりたい。
俺はもう楽になりたい。
瑚乃葉
何言ってんだよ、武道は?
マイキー
…〇した。
瑚乃葉
はっ、嘘…
瑚乃葉
なんでだよ…
マイキー
俺はタケミっちに今の姿を見て欲しくなかった…
会いたくなかった、なのにタケミっちは…
会いたくなかった、なのにタケミっちは…
武道
…皆、元気にしてますよ…
…12年後約束してくれた通り、
…12年後約束してくれた通り、
武道
ヒナも皆、幸せそうです…。
武道
幸せそうじゃないのは、君だけだ。
マイキー
お前の長旅もここで終わりだ。
武道
…助け…に…
武道
…助けに行くよ……
マイキー
!?
武道
何度だって、助けに行くよ…
武道
君の為…なら…
マイキー
…。
武道
何度でも…
瑚乃葉
…マイキー?
マイキー
(何であんなこと…)






