実はこう考えていた文ストキャラ（キャラ崩壊、腐あり）

…

（…不味い、どうしよう……こういう時…）

（何で声をかけるのが正解なのだろうか…！？）

（彼今絶対病んでる…！！病んでなきゃこんなこと言わないし…！！まぁ病む気持ちはわかる、ずっとひとりぼっちで誰にも必要とされず…）

（だとしても、こういうときなんて声をかけるのが正解なんだろう！？ほっといてあげるというのが良いということも聞くし、話を聞いてあげるのが良いとも聞く）

（…まず、考えられるのは3つ。1つ目は「勇気づける」だ。これが1番無難だと思うが問題が一つ…）

…確かに、辛いね。でもね少年、生きていてもいいことはあると思うよ

（ってなる！！！確かに自殺しようとしてた人に「生きてて良いことあるよ」と言われても説得力がまるでゼロ！！）

（これはダメだ…余計彼の神経を逆撫ですることになりかねない。なら２つ目「同情する」！！これなら自殺していた私だから説得力はありすぎるし、とてもいいのでは…！？）

…私も死にたいけれど喰われて死ぬのは痛いかもなぁ…

せっかくなら痛くない死に方しないかい？美女と心中とか！あ、私と君で心中する？

（いやいやこっちこそお断り！！！『美女との』が重要であって男と心中なんて死んでもしたくない！！彼はどうか知らないけど、私が嫌だ！！となるとこれもダメになる…）

（ならば３つ目、「厳し目にいく」！！過去のポトマ幹部の経験を活かして、彼を叱責しまた生きる希望を持たせる！！）

甘えるな、すぐに他人に迷惑をかけようとするな

君は分かってないかもしれないが、君を必要とする人間はこの世の中ごまんといる。まだ出会ってないだけで

その「都合いい人」を見つけるために生きるというのも素敵だと私は思うね

…見つけたよ、でもその人は……4年前、胸元を撃ち抜かれて今は木の下で眠っている

（…いや気まずいじゃないかっ！？！？亡き人を出すのはどんな人でも気まずくなることNo. 1！！！彼もただ自分がぽろっと言ったことがここまで発展するなんて思っていないだろうし！？これは私もなんか…うん、嫌だ！！！）

（あとこれ最初の「勇気づける」とほぼ変わっていないし…どうすれば…！！）

（…いや待てよ？さっき気まずくなるからやめようとした。でも…）

…

（…いやもうすでに気まづい！！！！）

（そうさ太宰治！！もう元々気まずいじゃないか！！！私もずーっと考えてて何も言えてないし？彼も何も言ってこないし…これ無理に私がいう必要もない！？！？）

（そうさ元々気まずくしたのは彼！！！私ではない！！！だとしたら私は何も考えず？今は虎探しのことに集中し…）

…そろそろかな

（というか彼の気遣いより今は虎が大事！！虎の正体はなんだ…？目撃情報によると2mは超えるデカい白虎。そんなデカい体をすぐ見つけられないわけがない）

（となると異能？異能なのか？？異能だとしたら人間が操っている若しくは、人間が変化する…？まぁどちらにしろ多分操っている主と見た目が似ているはずだ）

（白虎の特徴は目撃者によると白い毛に黄色に紫がかった目…でもこの見た目に当てはまっている人物なんてどこにもn＿）

（白い毛、黄色に紫がかった目…）

…きっと何か落ちたんだろう

…

（…え、待って目の前にいたぁぁあ！？！？！？となると今までのことも納得がいく、孤児院で追い出されたこと、白虎に追いかけられたこと…あ、彼だ！！！）

そもそも変なのだよ敦君、作物が駄目になっただけで1人を追い出すかい？昔の農村じゃないんだ、なら別のことをしたほうが合理的だ

（よーしよしよし、これでオッケー！！！一件落着！！！でも……）

（…やっぱり彼と心中もありかもしれない怖い！！！！！！）