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願いを。

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願いを。

1 - 願いを。

♥

30

2021年07月07日

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花夜

あぶねぇ、七夕の存在忘れてたぜ…

花夜

ネタがない私にとって、クリスマスやら七夕のイベントは神の救い☆

花夜

そんじゃ、行きやす

願いを_。

桃赤

んぅぅっ!、

今日は7月7日

大学の課題が終わり、のびをする

あー、資料作りとかほんとにめんどくさい

えっ?もう2時!?

資料作り出したのって確か…

午前9時。

ちこくだぁぁっ

七夕ってこともあり、 友達と遊ぶ約束をしてた

待ちあわせ時間、9時半

とりあえず、メッセージを…

『ごめん!!!遅れる!!🙇』

急がなくっちゃ…、

着替えて…荷物詰めて……

あぁー!!

俺のばかぁっ!!

自分の部屋で1人、そう騒いだ

俺は歩道を全力で走った

桃くんっ!!

待ちあわせ場所のカフェの前に桃色の髪の青年がいる

そう、桃くん

したら、ちょっとした段差に つまづいた

うぁっ、

まぁ、桃くんにしっかりつかまえられたけど

慌てすぎ

何歳だよ…

呆れられて、言い返すも

じゅ、19さい……

自信なさげな声が出る

えぇー?なんてぇー?

いじわるっ!!

煽ってくる桃くんをぽかぽか叩く

はいはい、いくぞっ

桃くんに、手を引かれ

目的地にいく

聞いてるっ!?

ほぇぇ…

おっきー!

行く約束をしていたのは水族館

広々とした場所を楽しそうに泳ぐ ジンベイザメ

客側は暗くて、 水槽の中が光って見える

とても神秘的だった

きれいだね、桃くん

え?あ…そうだな

反応鈍いけどなんかあったかな?

まぁいっか

さとくんはお土産なにかう?

水族館の中にある カフェで休んでいた

さぁ…キーホルダーとか?

いいねぇっ!

とか言ってたら、店員さんが

   

すみません、7月1日から今日までに、お客様に短冊かいてもらってるんですけどいいですか?

あ、はい

俺ら二人は短冊をもらった

何書こう?

桃くんはなんか書き込んでるけど

俺は短冊を鞄にしまった

んー!色々回ったねー

水族館で買ったお土産

桃くんとお揃いのイルカのキーホルダーが可愛い

俺んち来いよ、いいもの見せてあげる

わかった。いいものってなに?

ばか、見てからのお楽しみだよ

えぇ?なんだろ

夜、8時にきて

おーけー

しかも夜か

ピンポーン

俺がインターホンを鳴らすと、陽気な音楽がなる

はーい、

あ、桃くーん

赤、いらっしゃい

桃くんは俺のことを数秒間見て、

俺が迎え行けばよかったかも……

とか呟いてる

じゃ、行くか

えっ、どこに?

だーかーら、秘密だってば

ほら、バイク乗って

桃くんに促され、バイクにまたがる

つかまっとけよ

お前、軽いから

と言う

わかってるってば

言葉では反抗しつつ、 桃くんに抱きつく

……………、

桃くん?

あ、行くか

やっとの思いでバイクが動き出した

はやっ…

いつも車か歩きなのでバイクに慣れていない

身が乗り出てるので風がすごい

髪がバンバン顔にあたるのがいやで、桃くんの背中に顔をうずくめる

店が多く出ている場所を抜けた

赤、赤っ

上見てみ

上?

すごっ

星きれい!

晴れててよかった

俺たちは海まで来た

バイクを止め砂浜に座る

今日、晴れてるから天の川がはっきり見える

もしかして、

ねぇ、桃くん

あぁ、天の川見せたくて

やっぱり

ありがと、めっちゃ綺麗だよっ…

あまりの美しさに心から感想を言う

よかっ、…たぁー

喜んで貰えなかったらどうしようかと思った…w

喜ぶよ、喜ぶに決まってる…

もう一度空を見上げる

綺麗、ほんとに綺麗

お互いに黙っちゃって 変な空気になった

あ、そういえば…

俺は鞄から短冊を取り出した

カフェでもらったのを そのまま入れてた

俺は短冊とは別に鞄からペンをとりだした

…書くの?

うん、……なんて書こう…

願い事…

俺の願いはなんだろう?

どうしよう…

健康?それとも金運?

それとも、

好きな人と付き合えますように、 とか?

…俺の好きな人

そんなの、いない

桃くんはなんて書いたの?

俺は、

……俺は好きな人と付き合えますようにって

す、好きな人いたのっ!?

びっくりしたぁ…

意外だな、

…桃くん、好きな人いたんだ

そっか……

………

なんで?

なんで、こんなに胸がきゅぅってなるの?

……

すき、なのかな?

桃くんのこと

それとも単に友達だから?

叶うといいな、願い

俺の目を見て微笑んでくれた

この微笑みに安心してしまう

…好きだ

友達って言葉でおさえたくない

こんなの、 友達以上に思ってる証拠じゃん

ほんと、急すぎ

意識したせいで、余計に恥ずかしい

俺はペンをとった…

そして、ペンを置く

赤、あのさ

聞いてほしいことがある

ん…?

薄暗い世界で桃くんが俺にそう言う

おれさ、赤のこと好きだわ

んぇ…

子供んときから、笑った顔も、怒った顔も可愛いって思う

それに…

ちょ、ちょっとまって

さとくんが俺のことを好き?

うそだ

全部妄想のはず

返事は?

あーもう、

全然妄想じゃないじゃん

ばかぁぁ

はぁっ!?

返事、してい?

あ、うん

俺は短冊に書いてあることを読む

さとくんの顔から緊張が感じる

ま、当たり前か

砂をつかむとサラサラと 俺の指をぬけていく

俺の願いはね、

願いって?返事…?

桃くんに見えないように

俺は短冊を両手で持った

俺の願いは

貴方と付き合うことです_

花夜

あぶねぇ、かんっぜんに七夕を寝て過ごすとこだったわ

花夜

みんな七夕の投稿ありがとう(?)

花夜

あ、ちなみに髪ショートヘアにするわ

花夜

おつはな

この作品はいかがでしたか?

30

コメント

16

ユーザー

っはぁぁ、好きです( 七夕の前日が大好きな先輩の誕生日やったからすっごい気抜いてた(?

ユーザー

うん、いいね✨今回も最高でした

ユーザー

おぉ〜ブクマ失礼します 七夕 お 🍓👑様のライブが ね 行けますように が い し ま す。

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