花夜
花夜
花夜
願いを_。
桃赤
赤
今日は7月7日
大学の課題が終わり、のびをする
あー、資料作りとかほんとにめんどくさい
赤
資料作り出したのって確か…
午前9時。
赤
七夕ってこともあり、 友達と遊ぶ約束をしてた
待ちあわせ時間、9時半
とりあえず、メッセージを…
『ごめん!!!遅れる!!🙇』
急がなくっちゃ…、
赤
あぁー!!
赤
自分の部屋で1人、そう騒いだ
俺は歩道を全力で走った
赤
待ちあわせ場所のカフェの前に桃色の髪の青年がいる
そう、桃くん
したら、ちょっとした段差に つまづいた
赤
まぁ、桃くんにしっかりつかまえられたけど
桃
桃
呆れられて、言い返すも
赤
自信なさげな声が出る
桃
赤
煽ってくる桃くんをぽかぽか叩く
桃
桃くんに、手を引かれ
目的地にいく
赤
赤
おっきー!
行く約束をしていたのは水族館
広々とした場所を楽しそうに泳ぐ ジンベイザメ
客側は暗くて、 水槽の中が光って見える
とても神秘的だった
赤
桃
反応鈍いけどなんかあったかな?
まぁいっか
赤
水族館の中にある カフェで休んでいた
桃
赤
とか言ってたら、店員さんが
桃
俺ら二人は短冊をもらった
何書こう?
桃くんはなんか書き込んでるけど
俺は短冊を鞄にしまった
赤
水族館で買ったお土産
桃くんとお揃いのイルカのキーホルダーが可愛い
桃
赤
桃
えぇ?なんだろ
桃
赤
しかも夜か
ピンポーン
俺がインターホンを鳴らすと、陽気な音楽がなる
桃
赤
桃
桃くんは俺のことを数秒間見て、
桃
とか呟いてる
桃
赤
桃
桃
桃くんに促され、バイクにまたがる
桃
お前、軽いから
と言う
赤
言葉では反抗しつつ、 桃くんに抱きつく
桃
赤
桃
やっとの思いでバイクが動き出した
赤
いつも車か歩きなのでバイクに慣れていない
身が乗り出てるので風がすごい
髪がバンバン顔にあたるのがいやで、桃くんの背中に顔をうずくめる
店が多く出ている場所を抜けた
桃
桃
上?
赤
星きれい!
桃
俺たちは海まで来た
バイクを止め砂浜に座る
桃
もしかして、
赤
桃
やっぱり
赤
あまりの美しさに心から感想を言う
桃
桃
赤
もう一度空を見上げる
綺麗、ほんとに綺麗
お互いに黙っちゃって 変な空気になった
赤
俺は鞄から短冊を取り出した
カフェでもらったのを そのまま入れてた
俺は短冊とは別に鞄からペンをとりだした
桃
赤
願い事…
俺の願いはなんだろう?
どうしよう…
健康?それとも金運?
それとも、
好きな人と付き合えますように、 とか?
…俺の好きな人
そんなの、いない
赤
桃
桃
赤
びっくりしたぁ…
意外だな、
…桃くん、好きな人いたんだ
そっか……
………
なんで?
なんで、こんなに胸がきゅぅってなるの?
……
すき、なのかな?
桃くんのこと
それとも単に友達だから?
桃
俺の目を見て微笑んでくれた
この微笑みに安心してしまう
…好きだ
友達って言葉でおさえたくない
こんなの、 友達以上に思ってる証拠じゃん
ほんと、急すぎ
意識したせいで、余計に恥ずかしい
俺はペンをとった…
そして、ペンを置く
桃
桃
赤
薄暗い世界で桃くんが俺にそう言う
桃
赤
桃
桃
赤
さとくんが俺のことを好き?
うそだ
全部妄想のはず
桃
あーもう、
全然妄想じゃないじゃん
赤
桃
赤
桃
俺は短冊に書いてあることを読む
さとくんの顔から緊張が感じる
ま、当たり前か
砂をつかむとサラサラと 俺の指をぬけていく
赤
桃
桃くんに見えないように
俺は短冊を両手で持った
赤
貴方と付き合うことです_
花夜
花夜
花夜
花夜
コメント
16件
っはぁぁ、好きです( 七夕の前日が大好きな先輩の誕生日やったからすっごい気抜いてた(?
うん、いいね✨今回も最高でした
おぉ〜ブクマ失礼します 七夕 お 🍓👑様のライブが ね 行けますように が い し ま す。