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\ピンポーン/
チャイムが鳴る。
ドアが開く音が聞こえ、 至のお母さんが僕を呼ぶ
玄関まで行くと、
あれが居た。
真葵の母親
真葵
僕は後退りする。
真葵の母親
真葵の母親
真葵の母親
母はよそよそしい笑顔を 至のお母さんに向ける
吐き気がする。
なんでここにいるの。
どうしてここにいるの。
真葵の母親
真葵の母親
真葵
至のお母さんは 「またおいでね」と言った
何も知らないから言えること。
助けてなんて言えない。
僕は悪い子だから、喋れない。
母の後ろを歩き、自分の家につく。
荒れている家
愛情なんてない。
地獄が待っている。