第二話 影龍の眼差し
突然、複数の黒い車が路地の目の前に停まった。中から出てきたのは、
公安影部隊ーー警察内部の精鋭部隊。気配が異様に鋭く、普通の警察官とは明らかに違う
上城白月
上城白月
隊長格の男が白月を見るなり、言葉を飲んだ
公安隊長
白月の心臓がドクンと跳ね。サングラス越しに目を見開くも、すぐ冷静になる
上城白月
公安隊長
すると蘭が前に出てくる
灰谷蘭
竜胆も少し笑いながらも公安に
灰谷竜胆
公安の隊員が眉をひそめる
公安1
九井一
鶴蝶は白月をみて、低く呟く
鶴蝶
公安は視線を逸らし、最後に一言だけ残した
公安隊長
黒い車は去っていき、沈黙が落ちた
上城白月
九井一
上城白月
白月はスマホでメッセージを送り、先に帰っておいてといった
鶴蝶
鶴蝶
上城白月
少し疲労を感じつつもハイヒールでコツコツと音を立てながら夜道を歩く
だがそう呟いた瞬間ーー背後から腕をつかまれた
上城白月
振り向くと、夕方の男とは違う、明らかに訓練された動きの数名が立っていた
???
???
白月は本能的に反撃した。蹴り、肘打ち、足払いーーーだが数が多い
上城白月
そういった瞬間「…離れやがれ」と、声が聞こえ、男たちの首筋に白刃が走った。男たちは舌打ちをするなり逃げていった
上城白月
三途春千夜
三途春千夜
上城白月
三途春千夜
三途春千夜
三途春千夜
春千夜はめんどくさそうに後頭部を掻きながら言った
上城白月
三途春千夜
三途春千夜
三途春千夜
上城白月
三途春千夜
上城白月
三途春千夜
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