私が捨てられたのは
3年生の頃だった
体はまだ小さいが
頭はキレる方だったから
私は捨てられたのだとすぐに理解した
母(□□)
....
街の人達は皆優しかった
美味しいご飯に
暖かい服だってあったから
私は寂しいだなんて思わなかった
そんなある日
「何してるの?」
母(□□)
.......
△
.....
彼と出会った
彼は話上手だったから
すぐに打ち解けたわ
△
それでさ___w
母(□□)
うんw
△
_____w
母(□□)
.....
そして...
△
ニコッ
母(□□)
....!///
すぐに堕ちたわ
母(□□)
....//
こんな気持ち初めてで
頭の良い私でも
どうしたらいいのかわからなかった
だけどある日
母(□□)
.....
"神様"という人が 私に力をくれた
未来を見ることのできる力だ
母(□□)
ねぇねぇ!!
母(□□)
すごい!
母(□□)
すごいでしょ!
母(□□)
私占い師になっちゃった!
△
うん!
△
すごい!
△
すごいよ!!
△
さすがだね!!((ニコッ
母(□□)
....!!////
母(□□)
エヘヘ...///
彼は沢山褒めてくれた
それが嬉しくて
気づけば私は彼の優しさに 甘えるようになっていた。
母(□□)
ねぇねぇ
母(□□)
今日は何する?
△
.....
母(□□)
ねぇってば.....
△
あのさ
母(□□)
....んぇ
母(□□)
何...?
△
....
△
君の力が....
△
あと3回しか使えないとしたらどうする?
母(□□)
.....
母(□□)
....え?
母(□□)
どういうこと?
△
......
母(□□)
そ、そんなの
母(□□)
大事な時に使うしかないじゃない
△
大事な時って...?
母(□□)
そ、それは....
△
.....
△
じゃあ質問を変えよう
△
君にとっての大切な人って誰?
母(□□)
......
え?
母(□□)
私にとっての....
大切なの人...?
母(□□)
.....
母(□□)
..た....
△
......
母(□□)
私は....ッ
母(□□)
貴方さえいればいい!
母(□□)
貴方が好きです!
△
.....!
△
....
△
ふはっ笑
△
僕も.....
△
僕もだよ......((ニコッ
母(□□)
え......
母(□□)
ほ、本当に?
△
うん!
母(□□)
じゃ、じゃあ!
母(□□)
大きくなったら結婚してね!
△
.....
△
んー....
△
結婚はできるかわかんないけど
△
二人の子供は欲しいな!
母(□□)
子供,?
△
うん((ニコッ
母(□□)
パア.*・゚
母(□□)
い、いいよ!!
母(□□)
名前は!?
母(□□)
名前は何にする!?
△
んー....
△
男の子だったら____で、
△
女の子だったら....
母(□□)
「凛」!!
母(□□)
「凛」がいい!!
△
おっ!
△
いいねぇ!
母(□□)
エヘヘ...///
△
......
△
でもおれさ....
△
もうすぐで消えちゃうんだ
母(□□)
.....え?
△
だからいつか
△
絶対に迎えに行くから
△
待っててね
母(□□)
.....
母(□□)
どうして....?
母(□□)
どうして消えちゃうの....?
△
......
△
だって.....
△
だって僕は.....
母(□□)
.....
神様だった
彼は神様だったんだ
私に力をくれた
張本人
母
貴方も会ったことがあるでしょう?
母
生まれ変わる直前とか
凛
あ...,,
凛
うん...、
凛
確かに少し話したy
母
お父さんよ
凛
.....
凛
え...?
母
貴方は
母
私と彼(神様)の間で生まれたのよ
凛
.....
凛
うそ.....
凛
だってお兄ちゃんがいるじゃな...ッ
母
急に現れたのよ
母
イザナを産んだ後にね
凛
.....
母
本命だったから
母
共に夜を過ごすこと自体には
母
全く抵抗がなかったわ
母
まぁ
母
それも前の旦那と離婚した理由の1つなんだけど
凛
......
母
あの人も喜んでたと思うわ
母
17年ぶりに娘に会えたんだからね
凛
.....
凛
ちょっと待ってよ....
凛
そんなの私を捨てた理由にはならな...ッ
母
無理だったからよ
母
私ひとりで....
母
あなたを育てることが....
凛
.....
母
だから
母
私は貴方を捨てた
母
あそこにいれば
母
きっと幸せになれるから、
母
きっと貴方のお父さんが救ってくれるから!
母
って....
母
信じることしかできなかったのよ...
凛
......
母
ごめんなさい
母
ごめんなさいね...ポロポロ
〜続く〜







