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テラーノベル(Teller Novel)

sm

あ、でも精錬はまだ習ってないな…

琴音

なら先生の指示があるのかな?

俺達がそう言った時、ホイッスルの音が響いた。

友里先生(実技)

皆さん一旦こちらに注目して下さ〜い!

友里先生(実技)

精錬について少し教えたいと思います!

そう言って先生に精錬の段階について説明された。

改 高 X IX VIII VII VI V IV III II I 低

精錬度はこれで表すようだ。

友里先生(実技)

今日目指す精錬度はIIです!頑張って下さい!

sm

今やってる精錬度は…Iだな…

琴音

ならIIまでできそうかな?

sm

この2時間では達成できると思うが、さっきやっていた水のエネルギー生成はあくまで基礎。だから基礎を完全に使いこなせられるようにならないとIIができない。

琴音

た、確かにそうだね…じゃあまずは精錬度Iを完全に使いこなせられるように頑張ろう…!

琴音

そういえば精錬度の表し方は分かったけど見分け方ってどうやってやるのかな?

sm

多分段階ごとに結構違うと思うから目で見分けられると思う。それか次の実技で習うと思う。

琴音

あ、あの紙に書いてあるよ。

精錬度の見分け方 改 エネルギーを自由自在に操ることができる X 複数個のエネルギーを操ることができる IX エネルギーを操ることができる VIII 複数個のエネルギーの威力を調整できる VII エネルギーの威力を調整できる VI 複数個のエネルギーの大きさを調整できる V 単体のエネルギーの大きさを調整できる IV 複数個のエネルギーを生成できる III エネルギーが浮く II 頭程度のサイズ I 手のひらサイズ

sm

…ならとりあえずIを完全に使いこなせられるようにするか。

琴音

うん!

スマイルくん、話す前はもっと怖い人…だと思ってたけど…優しいな…

しかも魔法も使えるし…凄い…

私もスマイルくんみたいに魔法を使いこなせられるように頑張らないと…

琴音

えっと…こうかな…?

sm

そう。そのままエネルギーを大きくして。

琴音

ど、どうやって?

sm

んー…イメージを強くするような感じ。

琴音

こ、こう?

sm

そう。精錬度IIにするためにはまず水のエネルギーを手のひらサイズにしないと…

琴音

手のひらサイズ…分かった!

私はゆっくりエネルギーを大きくしていった。

10分後…

琴音

あとちょっと…!

sm

…いいんじゃない?Iはできたと思う。

琴音

ほ、ほんと!?やった…!

sm

…とりあえずIに慣れた方がいいからIを練習しよう。

琴音

うん!

十数分後…

琴音

で、できた…!

sm

いいじゃん。1回できたから結構コツ掴んでる。

琴音

えへへ…嬉しいな…

sm

じゃあ精錬度IIやってみるか。

琴音

うん!分かった!

琴音

えっと…IIは…

琴音

頭程度のサイズ?

sm

IからIIに移るところとかは特に難しいと思う。少しずつ大きくしていったら慣れてくる。

琴音

そうなんだ…ということはスマイルくんはできるの?

sm

…まぁ

琴音

えっと…よければ見てもいいかな?

sm

…分かった。

そう言ってスマイルくんは水のエネルギーIIを生成した。

琴音

わぁ…凄い…!!

琴音

そんなすぐできるんだね…!

sm

これは遅い方だと思う。本当の戦いでは一瞬で生成しないとすぐあの世行きだからな。詳しくはレイラに聞くといい。

琴音

そ、そうなの…?なんだか怖いな…

sm

…まぁ、本当の戦いはすぐには来ないと思うから。

琴音

う、うん。

sm

じゃあ、ゆっくりでいいからIIをやってみて。

琴音

分かった…!

最強の紫さんは実力主義の世界で能力を隠すようです【😊】

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コメント

1

ユーザー

もしかしてsmさん改できたり…

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