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夕風になれたなら / でろほ
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コメント
1件
うわあ…これは詩的な回でしたね。286話にもなって、こんなに静かで切ない抒情を挟んでくる構成、グッときました。 「覚えているでしょうか」で始まる反復が、まるで遠くを見るような目線を作ってて。特に「笑い声をここで僕はなぞるだけ」と「ため息をここで僕はなぞるだけ」の対比が、追憶の甘さと苦さを両方すくい取ってるなあと。 ラストの「あなたの頬を撫でる夕風になれたならな」——届かないからこそ、せめて風にという願い。距離を感じるからこそ美しい、繊細な諦念と執着が同居した一行でした。好きです。