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わーまじ面白いし、いのりちゃん尊い!!めっちゃ引き込まれちゃった!冗談はいのりの彼氏だけにしなさいはワロタwwww
葉桜護励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜護励
世界が明るい
騒がしい護励とお寝坊な稔励
別に昨日までと何処も変わらない朝なのだけど、私は機嫌が良いのだ
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
護励が、作り途中のお弁当を覗き込む
ふたりが起きてきたと言う事は、そろそろ学校へ行く時間と言う事だ
いけない、時間をかけすぎた…!?
そう思い時計を見るがまだ6時半だった
家を出るまでまだ一時間もある
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜護励
葉桜稔励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜護励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜護励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
ふたりの気遣いは素直に嬉しかった
でも私は、今考えるとお勉強も、教養も、家事も全部嫌いじゃない
何も妥協しなかったべストな自分でば…ううん。圭介君に出逢うことが出来たんだから
お弁当を上手に作れるようになったのだって、ね♪
葉桜護励
葉桜祈励
葉桜護励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜祈励
葉桜稔励
凄い速さで朝食を平らげたかと思えば
私たちがのんびり支度をしている間にも護励は銀のジャケットを羽織りお弁当を引っ付かんで家を飛び出していく
服装は彼女の自慢の私服の着熟しだ
向かうのは学校ではないだろう
でも遊びに行くようには見えない
葉桜祈励
葉桜護励
場地圭介
葉桜護励
葉桜護励
場地圭介
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜稔励
場地圭介
場地圭介
松野千冬
葉桜祈励
葉桜稔励
私たちは兎に角慌てて部屋を片付ける
やりっ放しの食器とかその他諸々を殿方に見せる訳にはいかないし
包丁あるし
場地圭介
場地圭介
葉桜祈励
葉桜祈励
場地圭介
葉桜祈励
葉桜祈励
場地圭介
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜祈励
松野千冬
葉桜祈励
葉桜祈励
場地圭介
葉桜稔励
松野千冬
松野千冬
葉桜稔励
おかずを並べ終わると、目が合った稔励と視線でハイタッチする
葉桜祈励
葉桜祈励
場地圭介
松野千冬
場地圭介
場地圭介
葉桜祈励
場地圭介
場地圭介
葉桜祈励
場地圭介
場地圭介
ふふ
ああ〜嬉しい!
苦しかった日の私が頬を染める
松野千冬
松野千冬
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜祈励
さっきとは違う気迫のような何かで、ジトリとこちらを見る稔励
クールな妹が見せる乙女な苛立ちに、 この状況の甘さを噛み締めた
葉桜祈励
葉桜稔励
お父さん
お父さん
場地圭介
松野千冬
お父さん
お父さん
お父さん
葉桜祈励
葉桜祈励
お父さん
葉桜祈励
そんなこと言われたのなんて、いつぶりだっけ
場地圭介
葉桜祈励
隣に座る圭介君は私の頭をポンポンしながらニカっと笑ってくれる
夢みたいだけど、夢じゃないのだ
支度が全部終わり学校へ向かう
普段より遅い登校だ
だって、“出来すぎる”生徒会長じゃなくても良いんだものね
細かいことはもう放っておいて良いの
もしサボっちゃったって…くす、不良みたいで面白いわ
好きな人と一緒に登校する時間を選んだって、
葉桜祈励
場地圭介
場地圭介
葉桜祈励
松野千冬
松野千冬
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜稔励
松野千冬
松野千冬
松野千冬
松野千冬
場地圭介
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
松野千冬
葉桜稔励
場地圭介
場地圭介
場地圭介
葉桜祈励
松野千冬
葉桜祈励
松野千冬
葉桜祈励
松野千冬
場地圭介
場地圭介
松野千冬
松野くんは圭介くんに首根っこ掴まれて、私と反対側に置かれる
稔励はちょっと嬉しそう
葉桜稔励
場地圭介
葉桜祈励
場地圭介
圭介くんはぶっきらぼうに私の手を握ってくれる
逞しく骨ばった、でも柔らかい熱に酔う
場地圭介
葉桜祈励
松野千冬
葉桜稔励
場地圭介
葉桜祈励
松野千冬
松野千冬
葉桜稔励
葉桜祈励
松野千冬
松野千冬
松野千冬
場地圭介
松野千冬
葉桜稔励
松野千冬
葉桜稔励
あんたも頑張んなさい、稔励
そんな目線を風が揺らす
姉妹でダブルデートなんて出来たらきっと面白い
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜祈励
場地圭介
場地圭介
場地圭介
葉桜祈励
場地圭介
場地圭介
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
いつの間にか、2つの学校の通学路の別れ道である交差点に着いてしまっていた
繋いでいた手が放される
「じゃあね」を言うのがなんだか冷たくて、心地が悪い
場地圭介
「また放課後」か
一瞬で意識が舞い上がるのを感じた
つくづくこの人は格好良い
多分無意識なのだろうが、そんな約束をしたら真面目を求められる学校も楽しくなってしまうんだから
葉桜祈励
私はその魔法の言葉を復唱し、ふたりに手を振った
無駄に大きな校門を潜ると吹奏楽部の演奏が聞こえてくる
うちの学校は芸能の名門だ
レベルは高い方だと思う
なんて、普段は気にならないことを気にしたいほど私は緊張していた
昨日の無断欠席について何か言われるかな
でも、私は先生の叱責が怖いほどもう腰抜けじゃない
もう何も投げ出したりしないわ
世嬢詩愛
葉桜祈励
葉桜祈励
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
葉桜祈励
世嬢詩愛
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜稔励
祀宵晶湖
祀宵晶湖
葉桜祈励
世嬢詩愛
祀宵晶湖
祀宵晶湖
学校で私に絡むと迷惑…?
そんな事を思われていたなんて知らなかった
確かに先生の前や仕事中は他人行儀に接したりしたこともあった
私の大事な友達の彼女たちに、そんな気遣いをさせてしまっていたなんて恥ずかしい
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
祀宵晶湖
祀宵晶湖
祀宵晶湖
天野巫胡
紅花叶愛
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜祈励
天野巫胡
紅花叶愛
葉桜祈励
天野巫胡
葉桜祈励
天野巫胡
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜稔励
天野巫胡
祀宵晶湖
祀宵晶湖
世嬢詩愛
紅花叶愛
葉桜祈励
葉桜祈励
そう言うと、皆目のハイライトを増やして微笑む
恋をすると乙女は一夜で変わるんだから
私はニヤリ、と得意気に目を細める
大好きな仲間たちと気兼ね無く話せる事は、こんなにも楽しくて幸せで、心が踊るのよ
それを久々に思い出せて、私の世界は更にキラキラに満ちていくのだ
夜桜麗子
天野巫胡
麗子の怒声が響き、みーこが耳を押さえる
皆もその場に凍りついていた
そうよね、私を荘厳な生徒会長の型に填めようとするのは常にこの子
それに、それに…
その為なら文字通り「なんでも」するのだ
葉桜祈励
葉桜祈励
夜桜麗子
夜桜麗子
夜桜麗子
夜桜麗子
麗子は私の肩を掴んで、私の大嫌いな甲高い声で捲し立てる
その首元にはテープのようなものが貼ってあった
葉桜祈励
夜桜麗子
麗子の手を振り払ってキッと睨み付ける
そして、言ってやった
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
夜桜麗子
地面に転んだ麗子を見下ろす
彼女は不格好に立ち上がると逃げるように立ち去っていった
天野巫胡
みーこが心配そうに私の顔を覗きこんでくる
世嬢詩愛
祀宵晶湖
葉桜祈励
葉桜祈励
紅花叶愛
天野巫胡
世嬢詩愛
祀宵晶湖
祀宵晶湖
世嬢詩愛
祀宵晶湖
葉桜祈励
葉桜祈励
皆が私に気を遣って楽しい話を始めてくれる
でも本心では清々しい気分だったのだ
私は麗子に、私の好きな人たちを悪く言われるのが凄く嫌いだった
麗子が私の好きな人に危害を加えるのが凄く嫌だった
そんな彼女を思いっきり睨み付けて、拒絶して、殴り倒せた気がしていたから
自分で誰かを憎んで喧嘩をするのは麗子が初めてだった
私は、幸せなんだと思う
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
葉桜祈励
葉桜祈励
祀宵晶湖
祀宵晶湖
祀宵晶湖
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
世嬢詩愛
世嬢詩愛
天野巫胡
世嬢詩愛
世嬢詩愛
紅花叶愛
葉桜祈励
護励に彼氏?
あの子の恋の話は生まれてから一度も聞いた事が無い
小さい頃から外に出掛けている事が多かったし、恋愛のひとつやふたつしていても可笑しくは無いのだけど
葉桜祈励
紅花叶愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
天野巫胡
世嬢詩愛
世嬢詩愛
葉桜祈励
世嬢詩愛
天野巫胡
天野巫胡
世嬢詩愛
祀宵晶湖
紅花叶愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
天野巫胡
天野巫胡
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
紅花叶愛
紅花叶愛
葉桜祈励
天野巫胡
天野巫胡
ミリヤ君をを殴り続ける万次郎くんの頬を叩いて真剣な声で何かを捲し立てる護励を、あたしはぼんやりと見ていた
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
天野巫胡
天野巫胡
紅花叶愛
紅花叶愛
紅花叶愛
護励が、敵。
双子の妹が仲間達と敵同士。
私はそんなの見たくない
みーこは何て言うだろう
天野巫胡
天野巫胡
葉桜祈励
祀宵晶湖
祀宵晶湖
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
祀宵晶湖
世嬢詩愛
葉桜祈励
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
紅花叶愛
葉桜祈励
葉桜祈励
中学1年の春
歌椿は小中高一貫で、中学生に上がった新学期もまわりの子は殆ど見知った顔だった
中学校からこの学校に入る子は少なくほぼ転校生のような扱いだった
当時学級委員長だった私はそんな子達が馴染みやすいよう、クラス親睦会を提案した
葉桜祈励
葉桜祈励
この学校の生徒は皆お金持ちの家のお嬢様が殆どだ
案の定食い意地の張った子は少ない
うちの妹と、神奈川から引っ越してきたと言う天野巫胡さんを除けば
葉桜護励
葉桜祈励
天野巫胡
葉桜護励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
叩いてかぶってじゃんけんぽんっ!
葉桜護励
天野巫胡
天野巫胡
葉桜護励
もう一時間以上も戦いは続いている
私の天野さんの第一印象はボーイッシュで、愛想が無くて、目立つのが嫌いそうな感じだった
その理由は後から知ることになるのだけど
思えば護励はこの頃からみーこのトラウマ的なものに気付いていて、気に掛けていたように思う
だから彼女がこのキャンディー争奪戦に名乗りをあげたときは私も驚いたし、護励はチャンスだと思ったに違いない
ここまでゲームが白熱するとは本人も予想していなかったのだろうが
天野巫胡
天野巫胡
葉桜護励
ふたりの目線の先には赤と黄色の巻かれた大きくて派手なキャンディー
みーこはこの頃では想像も出来ないほど楽しそうだ
祀宵晶湖
祀宵晶湖
そうして差し出されたのはさくらと鼈甲の飴
祀宵さんは小学生の頃から人と話すのが苦手な印象だったが、最近は天野さんの後ろを付いて回っている
珍しい「卍」のストラップをお揃いで持っていた事が切っ掛けで仲良くなったらしい
そのストラップは後に皆色違いで持っていることが判明したのだけど、それをどこで手に入れたのか誰も覚えていない
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
葉桜護励
葉桜護励
祀宵晶湖
護励が祀宵さんの肩をぽん☆と叩くと竦み上がって天野さんの後ろに隠れてしまう
勝負はまだ続いている
普段の護励ならそろそろ集中力が切れてきても良い頃なのだが、お菓子が懸かっているからなのか、みーこが懸かっているからなのか、一歩も譲ろうとしない
葉桜祈励
葉桜祈励
天野巫胡
私は自分のロッカーから木刀を取り出す
キャンディーを机の縁に置き、一呼吸ついてから真っ直ぐに振り下ろした
葉桜祈励
葉桜護励
キャンディーは真っ二つに綺麗に割れていた
葉桜祈励
葉桜護励
天野巫胡
天野巫胡
葉桜祈励
夜桜麗子
天野巫胡
天野巫胡
祀宵晶湖
葉桜護励
天野巫胡
天野巫胡
葉桜護励
葉桜護励
天野巫胡
天野巫胡
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
祀宵晶湖
葉桜護励
天野巫胡
祀宵晶湖
天野さんと護励は美食の趣味が合って、このまま親友と呼べるくらいになっていた
護励と関わったみーこは本来の性格の明るさを取り戻していったんだと思う
そしていつの間にか皆がみーこのまわりに集まっていた
祀宵晶湖
天野巫胡
天野巫胡
葉桜祈励
祀宵晶湖
祀宵晶湖
天野巫胡
晶湖の人見知りは私たちには発動しなくなっていた
8月下旬
夏休み中私達は毎日のように集まって遊んでいて、今日はみーこの家で集合なのだ
護励の遅刻は日常茶飯事で、いつもギリギリで飛び込んでくるので今日もそうだと思っていた
天野巫胡
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
祀宵晶湖
祀宵晶湖
葉桜祈励
祀宵晶湖
天野巫胡
だけどその日、護励は来なかった
次の日も、その次の日も来なかった
その間護励は自分の部屋に閉じ籠っていて、
1か月ぶりに出てきたあの子は、
右耳が聞こえなくなっていた
世嬢詩愛
世嬢詩愛
葉桜護励
世嬢詩愛
世嬢詩愛
葉桜護励
葉桜護励
世嬢詩愛
護励と仲の良いらしい、事情を知る2年の世嬢先輩
夏休み明けから暫くして学校にきた護励は彼女と一緒に居ることが多かった
話しながら右の無骨な補聴器に手が行く
お洒落命な護励は可愛くないとぼやいていたので気にしているのだろう
笑顔を取り繕ってはいるけどまだ弱っているのだ
それは普通の人には気取れないが、みーこ達は気付いているようだった
天野巫胡
天野巫胡
葉桜護励
葉桜護励
祀宵晶湖
天野巫胡
天野巫胡
葉桜護励
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
祀宵晶湖
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
葉桜祈励
世嬢詩愛
葉桜護励
葉桜護励
この日から護励はまた元気になった気がする
彼女の「闇」である補聴器を「可愛いもの」に変えてしまったみーこを今までよりもっと好きになったからだと思う
護励は自分の心に棲む闇の正体を最後まで話さなかったけど、皆と一緒に居ることで寂しさを埋めて行ったのだろう
葉桜護励
世嬢詩愛
世嬢先輩は話した
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
天野巫胡
みーこは悟る
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
世嬢詩愛
天野巫胡
葉桜祈励
天野巫胡
祀宵晶湖
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
世嬢詩愛
それで出来たのがLady♡Ringだった
葉桜護励
葉桜護励
葉桜護励
世嬢詩愛
葉桜護励
葉桜護励
世嬢詩愛
祀宵晶湖
祀宵晶湖
世嬢詩愛
晶湖と詩愛はダンスの習い事が一緒の幼馴染みらしい
咄嗟に出された文化祭のダンスを踊ったり、団体限定のイベントで無双したり、ヤンキーから人を守ったり喧嘩を仲裁したり
皆でやれば何でも出来たし楽しい
そのあと豊架と叶愛が入って、
多々良が入ってから出来ることも増えたけど絡まれ事や問題が増えて、荒事に関わることが多くなっていって
不良だとか、悪友だとか言われるようになっていたのだ
私はそれが、実は嫌いじゃなかった
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
天野巫胡
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
世嬢詩愛
祀宵晶湖
祀宵晶湖
天野巫胡
紅花叶愛
自分で守る…か
葉桜祈励
普通に聞けば鼓舞のような皆の言葉
だけどそれが、無意識の部分にずしりと重く伸し掛る
葉桜祈励
葉桜祈励
夜桜麗子
葉桜稔励
葉桜稔励
夜桜麗子
夜桜麗子
夜桜麗子
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜稔励
夜桜麗子
葉桜稔励
葉桜稔励
夜桜麗子
夜桜麗子
葉桜稔励
葉桜稔励
夜桜麗子
葉桜祈励
葉桜祈励
稔励と、麗子
何を話していたんだろう
夜桜麗子
麗子は一瞬驚いた表情をしたが、何かを決心したように私に向き直った
夜桜麗子
夜桜麗子
夜桜麗子
夜桜麗子
夜桜麗子
葉桜祈励
葉桜祈励
夜桜麗子
夜桜麗子
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
夜桜麗子
夜桜麗子
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
夜桜麗子
夜桜麗子
夜桜麗子
夜桜麗子
夜桜麗子
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
夜桜麗子
葉桜祈励
葉桜祈励
副会長、なんて皮肉だわ
檻の中の臆病な子
互いを哀れむように、私達は背を向け会った
退屈な授業が終わった放課後
天野巫胡
紅花叶愛
世嬢詩愛
祀宵晶湖
葉桜祈励
葉桜祈励
祀宵晶湖
葉桜祈励
葉桜祈励
祀宵晶湖
葉桜祈励
祀宵晶湖
葉桜祈励
放課後は皆でここでお喋りをして過ごすことが多かった
今は皆、好きに従って生きてる
祀宵晶湖
世嬢詩愛
寂しい気持ちも少しはある
でもみーこも詩愛も、護励もとてもキラキラしていて眩しくてなんだか誇らしい気分だ
仲間達の恋する姿は綺麗で可憐で尊くて、大好き
世嬢詩愛
祀宵晶湖
祀宵晶湖
祀宵晶湖
葉桜祈励
外で待っている松野君と、うん…私の彼氏に目を向ける
松野千冬
二人が視界に入ってくるだけで心が踊り出す
葉桜祈励
場地圭介
葉桜祈励
さぁ、楽しくて幸せな時間の幕開けだ
圭介くんはガリ勉スタイルのままだ
成る程いつもの格好で女子校の前に立っていたら麗子辺りに通報されそうだものね
その理論で行くと金髪の松野君はアウトな気もする
…笑
葉桜祈励
場地圭介
場地圭介
学校の憂いが全て吹き飛ぶ
私はまた、檻から出て手を引いて貰う甘さを知ったのだ
生徒会の仕事だって今日は早めに切り上げてきた
私は恋をしてどんどんカワイク悪い子になっていくの
何もかもが輝くみたいで、酔うみたいでいい気分だ
葉桜祈励
場地圭介
笑いながら圭介くんの腕を胸で抱く
制服の上からでも分かるがっしりした感触が愛おしい
葉桜祈励
松野千冬
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜祈励
場地圭介
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜稔励
場地圭介
松野千冬
お父さん
場地圭介
お父さん
場地圭介
葉桜祈励
お父さん
あの日からお父さんは優しい
葉桜祈励
葉桜稔励
お父さん
お父さん
葉桜祈励
私はそう淡白に返し冷蔵庫へ向かう
葉桜祈励
お父さん
葉桜稔励
お父さん
葉桜祈励
松野千冬
松野千冬
場地圭介
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜祈励
松野千冬
場地圭介
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜祈励
松野千冬
場地圭介
成る程それは一足先のバレンタインみたいで楽しいに違いない
今真夏だけど
護励も入ったらきっと完璧なのだ
葉桜祈励
葉桜稔励
場地圭介
葉桜祈励
松野千冬
葉桜稔励
圭介くん達は帰路に付いて行く
こうして手を振っても明日にはまた会えるという約束があって
私の幸せは会えない時間も続いているのだ
だって、葉桜に縛られていた最後の夜も、麗子と喧嘩した今日の学校だって私は嫌な思いひとつしなかったんだから
この恋仲と言う約束があるからひとりの時間息を吸って吐くだけで愉しいのだ
葉桜祈励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜稔励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜祈励
葉桜稔励