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呪術廻戦｢最恐の中学生｣

第34話 - 第26話｢氷の力｣って……。

732

2025年10月21日

#呪術廻戦

#呪術廻戦夢小説

#二次創作

あめ

七海建人

見えますか？

七海建人

これが呪力の残穢です。

早乙女桜

見えますよそりゃ。

大蛇

我もだ。

虎杖悠仁

いや、全然見えない。

早乙女桜

見えないんかーい。

七海建人

それは見ようとしないからです。

七海建人

私達は普段、当たり前の様に呪いを視認しています。

早乙女桜

(なんか始まった……。)

七海建人

術式を行使すれば痕跡が残る。それが残穢。

七海建人

だが残穢は呪霊などに比べ"薄い"。

七海建人

目を凝らしてよく見てください。

虎杖悠仁

ん゛ー？(じとー

虎杖悠仁

……おぉっ！！見える見える！

七海建人

当然です。見る前に気配で悟って1人前ですから。

早乙女桜

厳し〜。

虎杖悠仁

もっとこう……褒めて伸ばすとかさぁ……。

七海建人

褒めも貶しもしませんよ。

七海建人

事実に即し、己を律する。それが私です。

早乙女桜

(かっけぇ……！！)

七海建人

社会も同様であると勘違いしていた時期もありましたが、その話は良いでしょう。

早乙女桜

……七海さん、何があったの……？

七海建人

言ったでしょう、労働はクソだと。

七海建人

追いますよ。

虎杖悠仁

押忍！！気張っていこーぜ！！

早乙女桜

おー(棒

大蛇

……主、感情が見えぬぞ……。

七海建人

いえ、そこそこで済むならそこそこで。

虎杖悠仁

(なーんか噛み合わないなー。)

早乙女桜

監視カメラには何も映って無かったんですよね？

七海建人

ええ。被害者以外は少年が1名のみです。

大蛇

……となると、犯人は呪霊か……。

七海建人

まぁそうですね。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ

早乙女桜

……ん？

虎杖悠仁

どした？

七海建人

どうかしましたか。

早乙女桜

……五条先生から電話……。

七海建人

……はぁ……(全くあの人は……。)

七海建人

……気にせず出てください。

早乙女桜

すみません……。

早乙女桜

何！？

早乙女桜

今任務中！！！

五条悟

あはは、ごめんごめーん。

早乙女桜

(思ってねぇだろ……)

早乙女桜

……で、要件は？

五条悟

あのさ、僕出張で岡山に行ってるんだけど

五条悟

なーんか面白いもの見つけてさ。

早乙女桜

うん。

五条悟

小さい神社の裏の森の奥の方に呪霊いたから祓ってたんだけど、

五条悟

そこにあの巻物がはまるような溝と、文字が書いてある石見つけた！

早乙女桜

………は？

早乙女桜

え？

早乙女桜

……その石、なんて書いてあるか読める……？

五条悟

いや、昔の言葉すぎて僕も読めないんだけどさ。

五条悟

1箇所｢鏡蛇｣って書いてある所ならあった。

早乙女桜

…………岡山の何市？

五条悟

市ってか、勝央町。

早乙女桜

そこって……！！

早乙女桜

(坂田金時が死んだと言われる場所！)

五条悟

心当たりあるの？

早乙女桜

ありまくり。

早乙女桜

待ってて、すぐそっち行く。

五条悟

え、来れるの？

早乙女桜

1回行ったことあるの！

早乙女桜

巻物と、あと蒼空も連れてくからそこで待ってて。

五条悟

りょーかい。

五条悟

待機ね。

早乙女桜

ん、じゃまた後で。

虎杖悠仁

……何の電話だった？

早乙女桜

凄い面白くなりそうな電話。

早乙女桜

七海さんすみません、急用が出来たのでここからは悠仁と2人でお願いします。

七海建人

……分かりました。

七海建人

お気を付けて。

早乙女桜

ありがとうございます。

早乙女桜

大蛇、行くよ。

大蛇

御意。

早乙女桜

『空間移動』

早乙女桜

……あれ、おばあちゃんいない。

早乙女桜

……まいっか。

早乙女桜

確かこの辺に……

大蛇

主。電話の内容は何だったんだ？

早乙女桜

鏡蛇が見つかるかもしれない。

大蛇

……！！

早乙女桜

五条先生がね、岡山の勝央町でそれっぽいの見つけたの。

大蛇

(金時殿が、病にて没した場所……。)

早乙女桜

……あ、あった。

巻物を取り出す。

早乙女桜

次高専行くよ。

早乙女桜

(今の時間だったら授業中か……？)

早乙女桜

『空間移動』

釘崎野薔薇

でさー、そこで伏黒が

伏黒恵

おい待てそれ以上言うな。

如月蒼空

良いぞ野薔薇！言っちゃえ言っちゃえ！

早乙女桜

3人さーん。

釘崎野薔薇

∑(O_O；)ビクッ

如月蒼空

Σ(･ω･ﾉ)ﾉ

伏黒恵

！？

釘崎野薔薇

……ちょっと桜！急に五条と2人で特訓ってどーいうことよ！！

如月蒼空

そうだぞ！

早乙女桜

(……待って五条先生そんな風に言ってたの……？)

早乙女桜

(……後でシバく。)

早乙女桜

いやぁ〜、すみません……。

伏黒恵

あれから連絡も取れねぇし……。

早乙女桜

……(やっべまたライン見てなかった。)

早乙女桜

そっそれより！

早乙女桜

鏡蛇が見つかるかもです……！！

如月蒼空

……え？

釘崎野薔薇

鏡蛇って……

伏黒恵

大蛇の兄……か？

大蛇

そうだ。

釘崎野薔薇

てかその巻物……！！

早乙女桜

さっき五条先生から電話がかかってきて、なんかそれっぽいの見つけたって……！

釘崎野薔薇

……よし桜、その場所どこよ。

早乙女桜

岡山県勝央町です！

如月蒼空

いやどこ！！

伏黒恵

ここ東京だぞ。

早乙女桜

空間移動しますから！

如月蒼空

それだ。

釘崎野薔薇

……それがあったわね。

釘崎野薔薇

てか桜、蒼空にも言ったけど敬語やめなさい？

釘崎野薔薇

同じ1年だし。

早乙女桜

……良いの……？

釘崎野薔薇

良いに決まってるでしょ。

伏黒恵

俺も構わない。

早乙女桜

……じゃあ野薔薇とめぐみん！

伏黒恵

やめろ。

如月蒼空

めぐみんw

早乙女桜

……じゃあ恵！

釘崎野薔薇

よし、決まりね。

早乙女桜

(……なんで今？？まあ良いけど！！)

早乙女桜

じゃあ皆行くよ！

桜が全員に触れた状態になる。

早乙女桜

『空間移動』！！

伏黒恵

……どこだよ……。

釘崎野薔薇

どこよ！！

如月蒼空

五条先生どこ！！

早乙女桜

……向こうに先生の呪力を感じる。

釘崎野薔薇

そんなことも分かんの？

大蛇

長年研ぎ澄まされてきた感覚だ……。

伏黒恵

(……羨ましい……。)

早乙女桜

行くよ。

早乙女桜

ε≡(*ﾉ`>ω<´)ﾉ

伏黒恵

っちょ、おいまて桜！

如月蒼空

速いっ！！

釘崎野薔薇

待てやこらぁー！！

早乙女桜

……あ、いた。

五条悟

お、桜と……皆もいるじゃん！

釘崎野薔薇

ちょっ……は、速いっ……！

如月蒼空

速すぎるっ、………！

伏黒恵

追いつけるわけ、ねーだろ……！

早乙女桜

……本気じゃないよ？

如月蒼空

というか大蛇は大蛇で追いつけるの凄い……。

大蛇

蛇だからな。

伏黒恵

どういう理屈だよ。

早乙女桜

……で、先生。

早乙女桜

溝と石は？

五条悟

ほら、そこ。

指さした先には、確かに桜が持っている巻物がはめれそうな溝と石板がある。

早乙女桜

……うわ、マジじゃん……。

大蛇

………懐かしき匂いがする……。

五条悟

……分かるんだ……。

早乙女桜

……ん？｢氷｣？

釘崎野薔薇

え？

早乙女桜

……ここ。

伏黒恵

……氷、だな。

確かに｢氷｣という字も刻まれている。

大蛇

……蒼空殿。巻物に、其方の呪力を流してみてはくれぬか。

如月蒼空

え？……まあ、良いけど……。

桜が渡した巻物に呪力を込める。

早乙女桜

……(蒼空の呪力はなぁ……)

早乙女桜

(冷たいんだよな……。)

早乙女桜

(氷零操術だからかな。)

五条悟

……え、待って。

五条悟

光ってるんだけど。

如月蒼空

なにこれぇ……。

釘崎野薔薇

……何か、桜のペンダントみたいね。

早乙女桜

……ほんとだ……。

伏黒恵

……巻物、開いたらどうだ。

如月蒼空

開く？

巻物を広げる。

釘崎野薔薇

……読めるわよ、これ。

早乙女桜

マジだ！！

五条悟

どれどれ……『壱これを｢溝｣にはめ込む事弍開かれた道を行き、石となった鏡蛇を見つけること参封じの札に｢氷｣の力を流すさすれば封印は解ける封じを解いたもの、鏡蛇と番になること』……。

如月蒼空

……俺鏡蛇と番になるの？

早乙女桜

良いじゃん。私みたいで。

伏黒恵

……とりあえずそこにはめ込んだらどうだ。

早乙女桜

……それもそう。

巻物を閉じ、溝にはめる。

ｶﾞｺﾞｯ!!

ｺﾞｺﾞｺﾞ……

釘崎野薔薇

……何よ、これ……。

地面に、謎の通路が現れた。

あめ(主)

投稿遅くなってごめん……！！

あめ(主)

話の進め方色々迷っちゃってさ……。

あめ(主)

あと頭痛い……。

あめ(主)

……気を取り直して。

あめ(主)

また次回会いましょ！

あめ(主)

ばいばい！

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