桜雨おと
桜雨おと
桜雨おと
桜雨おと
あてんしょん!!!!! (あてんしょんの意味忘れた) 曲パロ ちょい死ネタ(風?)あり 基本出てくるのはirisの青さんのみ キャラのアイコンは気にしたら負け とてつもなく下手な関西弁
桜雨おと
その日は随分と平凡で 当たり障りない1日でした
暇潰しにラジオで聞いていた あの話が出るまでは、
『……非常に残念な事ですが、』
『本日地球は終わります。』
と、 何処かの国の大統領が
泣きながら話をするまでは───
青
青
青
本当にさっきまでは いつもの日々と同じ”だった”
窓の外にいる鳥達は 空を覆い尽くすように渋滞してる
急に平凡な日々が崩れ去る 恐怖に
俺はすぐにヘッドフォンをした
好きな音楽を聞けば ある程度は落ち着くだろう
青
青
青
『………ガガッ』
青
青
その瞬間 耳元に流れ出した
『生き残りたいでしょう?』
『生き残りたいでしょう?』
その言葉を聞いてすぐに 俺は走り出した
青
紛れもない この声は
聞き飽きた自分の声だ
『あの丘を超えたら20秒で』
『その意味を嫌でも知ることになるよ』
よく考えたら意味の分からない事だ
アーティストもタイトルも 不明の音楽から自分の声が聞こえて
何度も何度も言ってくる事
でも今日で地球が終わるくらいなら 俺はその言葉に賭けてしまう
今日で最後の賭けだ
ざわざわ…
青
人々
人々
人々
沢山の人が交差点で話していた
暴れだす人も泣き出す少女も 祈りだした神父も追い抜いて
俺が目指すのは皆と逆方向 あの向こうの丘
青
青
『あと12分だよ』
青
青
でも このまま全て消え去ってしまうなら
もう術は無いんだろう
……それでも俺は
青
『駆け抜けろ、』
『もう残り1分だ』
その言葉も もう聞こえない位に
目指していた丘の向こうは すぐ目の前に
青
青
丘の上から見た空の壁の 向こうから
科学者
と言いながら手を打つ 白衣の科学者達が見えた
青
そこから見えた街の風景は 実験施設のようでさ
科学者
と片手に持った 爆弾を投げた
青
…ドォン!!!
そう言ったすぐ後に 爆弾は街の真ん中で爆発した
青
青
燃え尽きていく街だったモノを ただ 呆然と見る 耳元に
ヘッドフォンの 向こう から
『……ごめんね。』
と 声が した
桜雨おと
桜雨おと
桜雨おと
桜雨おと
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