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一次創作短編集

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一次創作短編集

2 - 背中合わせに私たちは

♥

121

2022年04月01日

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⚠️注意⚠️ ※オリキャラ(?)です ※完全オリジナルストーリー ※初心者 ※突然始まるよ!

思い出す

あの日の記憶

あなたは覚えていますか?

いや、きっとあなたは忘れてるな

あの日私たちの交わした

あの約束の事なんて

あなたが隣に座ってる

あの頃の私たちなら、

きっと会話に花を咲かせてる

けれど、今はどうだろうか

挨拶すらも交わさず、ただただ時の流れに流されている

あの日、私たちは約束した

「ずうっとずうっと友達だよ!」

「もちろん!タヒぬまで、タヒんでからもずっと友達!親友!」

「世界を救うよ!」

「あははははwおもしろっw」

そんな幼いとある日の記憶

あなたは忘れただろう

私は黒い噂を聞いたよ

隣の組にいるあなた

なんとなく察してたから、それほど驚きはしなかったけど、

あなたがいじめっ子だっていう事

知ってた、知ってた

あなたとよく一緒にいる子、

いじめっ子オーラみたいなやつが出てる気がする

ぶりっ子で、男子には優しく、仲があまり良くない女子にいじめを

みたいな感じの人だった

気づいてた、気づいてた

でも、やっぱり悲しい

いつ、あなたは変わったのですか?

私より優れているあなた

同じ日に始めた2つの習い事

最初は私の方が上手だったけど

どんどんあなたは上手くなっていく

いつの間にか追い越されていた

私より容姿も優れているあなた

顔も背丈もそっくりで、双子みたいだった私たち

いつの間にかあなたは、私よりずっと美人で、背も高くなっていた

男子からも女子からもモテモテになっていた

私より友達も多いあなた

何年経ってもあまり友達が増えない私に対し、

あなたにはどんどん友達が増えていく

唯一私の方が優れているのは、たった一つ

勉強だけ

それだけは負けたくないな

部活の卓球も、

追い越されちゃったし

長い沈黙

それを私は突き破る

ねぇ、

覚えてる?

何を?

あの時の事

覚えてないかな、笑

ねぇ、

「ミユちゃん」

背中合わせに、私たちは別々の道を歩み出していた

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