お兄ちゃんが 大声 を出す 。
お母さんは 、なんだか寂しそうな顔をして 、
胸元の包丁を取って投げ捨てた 。
もう僕も体力の限界だ 。
血が溢れてる僕の 服と共に僕を抱きしめた 。
涙が 、僕の腕について、 少し冷たさを感じる 。
でも、
お兄ちゃんは 、僕に 涙を流してくれている 。
これ以上の幸せなんかないよ 。
当たり所が悪かったなぁ、 ... 。
喋ると 心臓が痛いよ。
でも 、やり残したこと いっぱいある。
まだ 、お兄ちゃんの嫁にも行けてないし 、
話したい思い出 、たっくさんあるし 、
もっと かわいいもの たッくさん見てみたかった 。
僕より大きいて がふたつ 。
死ぬのなら 、「だいすき」が最後の言葉がいい 。
はぁ、..ッ 、
苦しい 。
ゴメンね お兄ちゃん 、 ...