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車の中での出来事から、何日かたった。

先生とは、あれから話していない。

草野真希

美月ー、最近法師山先生とどーなの?(*´艸`*)

春野美月

どうもなにも…先生だしね(笑)

あのことは、親友の真希にも言っていない。

宮本勇輝

春野。

春野美月

宮本くん。どうしたの?

草野真希

なになに、告白?

宮本勇輝

うるせぇな。

宮本勇輝

春野、今日の放課後、教室に残っててくれないか?

春野美月

うん、分かった。

春野美月

(宮本くん、急にどうしたんだろう……?)

そして放課後

宮本勇輝

春野、呼び出してごめん。

春野美月

ううん、どうしたの?

宮本勇輝

あのさ、俺…春野のことが、好きなんだ。付き合ってほしい。

春野美月

(え…全く気づかなかった…。)

春野美月

……ごめん、私…

宮本勇輝

…あ、待って、返事はじっくり考えてからでいいから。

春野美月

え、ちょ…

宮本勇輝

いい返事待ってる。じゃ、

春野美月

え、ちょっと!

春野美月

(行っちゃった……)

春野美月

(明日、ちゃんと断ろう。)

私は教室を出た。

春野美月

わっ、

法師山先生

おお、ごめん。

春野美月

先生……。

春野美月

(もしかして、聞かれてた…!?)

春野美月

先生…さっきの、聞いてました?

法師山先生

あ、ああ…

法師山先生

…ごめん。立ち聞きするつもりはなかったんだけど。

春野美月

………。

法師山先生

安心しろ、誰にも言わないから。

春野美月

(誰にも言わないって、1番先生に聞かれたくなかったのに…。)

春野美月

ありがとうございます。では、さよなら!

法師山先生

おお、また明日な。

次の日

それは、数学の授業が終わった時だった。

春野美月

はぁ…やっぱ私、数学苦手だなぁ…

宮本勇輝

春野、分かんねぇの?

春野美月

あ、うん。数学苦手なんだよね…。

宮本勇輝

そーなんだ。じゃあ俺、数学得意だし教えようか?

クラスメート

おー、なになに?さっそくオレらに見せつける気ですかー?

クラスメート

熱いね熱いねー♡

宮本勇輝

ちょ、そんなんじゃ……

クラスメート

え、マジで!?お前ら付き合ってたの!?

クラスメート

そうらじーぜ?

春野美月

ちがうって…

春野美月

(かき消されちゃう…)

春野美月

(これ、先生も聞いてる…よね?)

先生をチラッと見ると、いつも通り女子に囲まれていた。

春野美月

(聞こえてないといいけど…。)

春野美月

(先生だけには、勘違いされたくない。)

そして、放課後になった。

春野美月

宮本くんっ……

宮本勇輝

ああ、返事?

宮本勇輝

まだいいのに…

春野美月

ううん、私…好きな人がいるの。だから、宮本くんとは付き合えない。ごめんなさい。

宮本勇輝

っ……そっか。わかった。

宮本くんは、そう言って教室を出ていった。

春野美月

(私も今日は帰ろうかな…。)

放課後の、静まり返った学校の階段を、1人で下っていく。

その時私は、足を滑らせてしまった。

春野美月

キャッ!

春野美月

(落ちる……!)

(ポスッ)

法師山先生

…大丈夫か?

春野美月

はい…

春野美月

(わわ、先生の腕の中だぁぁ////)

春野美月

ご、ごめんなさいっ!

そう言って私は、先生から離れようとした。

(ギュッ)

春野美月

……え?

法師山先生

…ごめん、離したくない……。

春野美月

せんせ……!?

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

♡1000で続きます!

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