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ぎゃゃゃゃゃゃゃゃ~この場面1番好き!!
続き見たいです!
李麻
李麻
李麻
望結
────望結ッ…!!貴方は生きてッ……!!
────────強く…優しくッ…!!
1-A
ぼーっと、色々思い出していたらクラス全体が湧き上がった。
ななな、何事!?
鋭い眼光で湧き上がるみんなを静かにさせる相澤先生を見ると、
あーこの流れはヒーローネームってやつかぁ
と流れ的に想像する。
相澤先生
相澤先生
相澤先生
峰田
葉隠
相澤先生
先生は黒板にドラフト氏名の集計結果を表示させる。
轟、如月、爆豪 と、どんどん紹介されていく。横に書いてある数字は3900程だろうか。
考えるだけでゾッとする。
でも、嬉しくないことはない。
ていうかむしろちょー嬉しいよね。
相澤先生
上鳴
青山
耳郎
瀬呂
爆豪
望結
八百万
轟
相澤先生
相澤先生
雄英はなんでも早いのね。
職場体験ってのは普通2年生だよ。
あ~でもこういうの言うと''時間は有限だ''とか言われんだろうな~
相澤先生
相澤先生
ミッドナイト先生
かつかつとヒールで音を立てて相澤先生の言葉に被せるように大声で現れたのはミッドナイト先生だった。
相変わらず素晴らしいプロポーションだ。
ミッドナイト先生
相澤先生
相澤先生
相澤先生
まあ、ぽそう。
失礼だったかなとは思うも仕方がない
相澤先生
相澤先生
相澤先生
ほうほう。好きですその名言。
ミッドナイト先生
私は元々決めてたんだ。
ヒーロー名。
そして15分後、まさかの発表式でのヒーロー名の披露と査定が始まった。
トップバッターは青山くんだ
みんななかなかセンスあるよね~…
ウラビティに、FROPPY、すごいと思うまじで。
望結
ミッドナイト先生
ん~…不安だ…不安だよォ…
オロオロしながら教壇にあがりフリップを掲げる
そこに記されているのは ''Noa''の文字だった。
望結
望結
望結
望結
望結
望結
望結
望結
オロオロとしながらも、少し誇りのある言葉に少し照れながら説明をする。
そう。それこそが本当の理由。
大好きな私の名前。 母さん達がつけてくれた大切な───
ミッドナイト先生
ミッドナイト先生
と、緩い審査に通り胸を撫で下ろす。
そして席につく。
'' Noa '' 私が活動する時の…名前…!!
少し笑みが零れた。
授業後。
かっちゃん以外が無事にヒーロー名が決まったところで職場体験の説明と共に、指名があったヒーロー事務所のリストをみんなに渡した。
ちなみに、残念ながら今回使命のなかった人達は、予め雄英側がオファーを出した事務所の中から選ぶことになっているらしい。
職場体験は一週間後。
それまでに、そのリストの中から職場を選ばなければならないのだ。
かなりの苦痛になるだろう。
紙を見るだけでため息が出る。
嬉しいけど…目が死ぬ……
あ、そう言えばでっくん、あの小さいおじいさんとこだよねぇ~…
確か~…昔あったような~…そこ行きたいなぁ~ なんてね。
相澤先生
相澤先生
マイト先生に話してみようかな。
━━━━放課後━━━━
望結
望結
麗日
望結
お茶子ちゃんとそんな他愛もない会話をしてる時にふとでっくんをみる。
でっくんって、いつ決めるんだっけ。
おじさんの名前…グラントリノ…さんだっけ。
やっとでてきた名前に少しスッキリする。
ん~……たしか…職場体験で…なんかあったような……なんだったっけ…
──────薄れている記憶に自覚を持つのは時間の問題かもしれない
職場体験当日。 結局私はエンデヴァーさんのとこに行くことにした。
No.2のヒーローの腕並みを見せて頂こうと思いましてね。
相澤先生
相澤先生
相澤先生
芦戸
相澤先生
相澤先生
相澤先生
相澤先生の言葉と同時にそれぞれが改札へと足を運ばす。
望結
望結
と思い振り返る。
するとそこにいたのは心配そうな面持ちのでっくんとお茶子ちゃんに声をかけられてる飯田くんをじっと見つめる轟くんがいた。
……なんだったっけ……
そう、たしか……
すると携帯に通知が入る。
ニュースの通知だ。 そこには ''ヒーロー殺し'' という字があった。
……そう!!それだ!
スッキリとするも、さて、どうしよう、という気持ちにもなる。
助けに行くのはバッチコイで当たり前。
でも、行かせないとか、それは色々と大変。
事件はおこってからじゃないと誰も納得しない。
でも、私はこの世界でのあの事件の現時刻を知らない。 防ごうにも…防げないもんなんだ…
望結
望結
今は、今は職場体験に集中しなければ!!
轟
望結
轟
望結
やっぱさすが轟くん。
勘づいてるんだなぁ…すごいや。
エンデヴァーヒーロー事務所に到着する頃には、すっかり日も傾いて空は赤く染まっていた。
私と轟くんは事務所の人に上階の部屋へと案内され、プロヒーローエンデヴァーと真正面から向き合っていた。
エンデヴァー
エンデヴァー
轟
轟
エンデヴァー
満足気に頷くエンデヴァーさん。
私この場にいていいのかな。
望結
望結
望結
平常心でそういう私はおかしいのかな。
轟
望結
望結
エンデヴァー
エンデヴァー
口角を上げて
エンデヴァー
とつけ足してきた
そして部屋を出たので私たちはその背中をおった。
私たちを引き連れ、下の階へ降りたエンデヴァーさん。
エンデヴァーさんの姿を見た事務所に所属しているプロヒーローたちは、次々と挨拶をする。
エンデヴァー
エンデヴァー
エンデヴァー
部屋全体に届くような大きな轟いた声で簡潔に支持を伝える。
プロヒーローたちは指示を受けると素早く行動を開始した。
ソレだけでも分かる、 これがプロヒーロー、No.2なんだと
轟
望結
こうして正式なプロの世界を垣間見るのはUSJ事件を除けば初めてだと思う。多分。
エンデヴァーさんの指示は的確だった
ヒーロー殺しの行動を予測した上で先手を狙う。
基礎でありなかなか出来ないようなことでもある。
きっと、これが事件即解決数史上最多の記録を持つ理由なのだろう。
望結
轟
轟くんは返事をしなかった。
ただ、食い入るように焼き付けるように、自身の実の父の姿を目で追っていたのだ。
エンデヴァーさんのご厚意で付き添わせてもらえることになった私たち。
轟くんは本当に聞いてるか分からないような無表情で、 エンデヴァーさんにヒーローというものを熱く語られてた。
ちなみに私は女性のプロヒーローのソラリスさんが付いて色々教えてくださるそう。
ソラリス
望結
望結
微笑んでそう言う。
ソラリス
ソラリス
ソラリス
望結
望結
ソラリス
ソラリス
望結
そういう会話をしながら 穏やかに笑うソラリスに好印象を抱く
きっとこの笑顔で落ちる人はいるだろうな。だって可愛くて…可愛い!!
プローヒーローとはなにか、どういうことを仕事としているのかなどソラリスから教えてもらった。
まず、プロヒーローは国からお給料を貰う。 つまり公務員と言うわけだ。
しかし、その成り立ちから普通の公務員とは何もかもが違っている。
ヒーロー活動の基本は《犯罪の取り締まり》である。
事件が発生すると地区ごとに一括で警察から応援要請がくる。 そして、逮捕協力や人命救助などの貢献度を役所に申告し、専門機関の調査を経てお給料が振り込まれる。
つまり、給料は歩合制、ということだ。
そして市民のからの人気と需要に後押しされた名残で、ヒーローには副業が許されている。
本文である《人助け》には遠い仕事内容だがこのヒーロー飽和社会ではどれだけ顔を覚えてもらえるか、というのも戦略のひとつなのだろう。
実際CMに出演するヒーローも少なくはないし、 それらがきっかけで人気が出る人も大勢いるのだとか。
以上のことをざっと教えてもらううちに、すっかり日は落ちていた。
三日目の夕方。午後5時。
保須についてからはあっという間に時間が過ぎていった。
昨晩のパトロールでは、目的であるヒーロー殺しは現れなかった。
しかし、その間、たくさんのことを教えて貰えたので決して無駄な時間ではなかった。
例えば、異性の敵と対面した時の対応。
それから、私のヒーローになるきっかけのひとつである、 【自分自身を守るための力の使い方】について。
ソラリスさんは体内から毒や化学物質を精算できる個性の持ち主だ。
強力な個性だが、肉弾戦となると弱い面が多かったらしい。彼女は弱点であるその部分を徹底的に鍛え、今のスタイルにたどり着いたと言う。
単純でありながらも重要なことだ。
誰だってきっと弱い部分がありそこをなくそうとしているだろう。
私もそこから始めるのがいいのかもしれない。
私は……武道などの個性を使わない肉体戦だろう。
…コスチュームの変更のお知らせ…
確かに、なんか、ベルト着いた青いワンピース仕様になってて、胸のとこに黄色い輝くボタンが2つ付いてる。 このボタン……ボタンを押せば頭痛と吐き気を止める作用があるようになってるらしい…
嬉しいけど…嬉しいけど…!!
轟
どうやら今日のパトロールの時間が来たらしい。 ソラリスさんに挨拶をして轟くんのとこへ走って向かう。
望結
望結
元気よくそういう、私自身元気だなぁと思うよ。
轟
相変わらず無表情だけど、嫌な訳では無いみたい。
良かったぁ。
エンデヴァー
はい、と返事をしようとした瞬間、大きな爆発音が辺りに響いた。
地面に伝わるほどのその大きさにただ事ではないことはすぐに察せられた。
空を見上げると、黒煙があがっている。
爆発音に次いで、「敵が!!」と、複数人の男女の悲鳴が聞こえる。
望結
何となくわかったんだ。
今、でっくんは戦ってるかもしれないって。