テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
綺羅喜 蓮香
おどおどしく答えた。少し目を逸らしながら。
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
にやっと口角を上げ顔を手の上に乗せながら挑発するように言った。
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
蓮香は春千夜の目をじっと見つめる。
綺羅喜 蓮香
数秒…見つめたがその時間はあまりにも長く感じた。
三途 春千夜
そして蓮香は諦めたように深いため息をつき、
綺羅喜 蓮香
答える気になった。
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
異父兄弟とは母親は同じで父親が異なる兄弟のことだからだ。 従兄弟とはまた違く、従兄弟よりも血が近い兄弟なのだ。
三途 春千夜
異父兄弟ということは母親が不倫、浮気をしたということ。そしてそれは身体の関係ということを表しているのだ。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
めんどくさそうにいう捨て台詞。足を組み直し体勢の悪い春千夜。
店員「お客様、ココアとチーズケーキです。」
綺羅喜 蓮香
蓮香は下を向き微動だにしなかった。
店員「お、お客様?…?」
ドンッ!!!
勢いよく立ち机をドンと手で押した。メニュー表はばらっと下に散らかりフォークやスプーンは箱から跳ね上がり少し出て落ちた。
三途 春千夜
目を細め何やってんだと言わんばかりに睨んでくる。だがそれと反対に薄ら口角を上げていた。
店員「お客様!どうしましたか!」
他の店員が近寄り声を掛けた。
綺羅喜 蓮香
そう言いながら落ちたメニューを拾い申し訳ないと店員に渡す。フォークやスプーンも同等に渡す。
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
片手頭をくしゃりと掻き回しながら謝った。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
一口チーズケーキを手に取り口に運びながら言った。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
急な変な質問に驚いた。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
蓮香は何とも答えなかった。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
また嫌味を言ってきているのだろうと思う。
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
少し口が回らなかった。裏切る裏切らない。どちらを答えればいい?自分にとって遥希は?オーヴァルは?
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
三途 春千夜
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
春千夜から見た蓮香は肩を軽く振るわせていた。何故だ?こんなにも口だけの言葉に何故コイツはここまで反応を明らかにする?
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
春千夜のこんな安っぽい言葉に少し心が揺らいだ自分がいた。一言一言が重く感じて多少悲しみのような…静かで透き通っていたように感じたのだ。
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
そう言うと蓮香はコップに入っているココアをゴクゴク飲み始めた。
三途 春千夜
ゴクッ
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
目を細め笑う。両手を広げ大丈夫大丈夫と唱えた。
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
カフェから出ると辺りはもう日を隠すように薄暗くなっていた。夕焼けだ。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
蓮香には今春千夜がニコッと普通に笑ったように見えた。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
話によるとさっき電話したが運転手が諸事情によりお迎えができないため駐車場まで歩かなければいけないと言うことだった。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
蓮香は春千夜の後を追いひたすら着いていく。
ちょっとした階段を登りまた歩く。
辺にはお墓がだだっと並べられており誰が誰のお墓かが一発でわからなかった。
だが迷いもなくその場に向かう春千夜は慣れていた。
綺羅喜 蓮香
しばらく沈黙の時間が続いた。
三途 春千夜
お墓に辿り着くと来たばかりの様に綺麗に咲いているユーフォルビアの花と紫のクロッカスが立てられている。
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
綺羅喜 蓮香
少し汚れている名の埃を手で削る。
そして出てきたのは_____
明石の名のお墓だったのだ。
綺羅喜 蓮香
綺羅喜 蓮香
お墓には大抵右側に苗字の他に名前も記載される。そこを除くと1番最近に記載されたのは…
綺羅喜 蓮香
明石千寿は『梵』の首領。後2008年7月7日今から5年前解散。だが世で知らされているのは瓦城千咒だ。
綺羅喜 蓮香
さっきちょっとした会話で出た言葉。
“もしその存在がいつの間にか消えちまうことのないようにしなよな。その後のことも”
思い返すと自分のことを言っている様だった。
三途 春千夜
そんなことを思っていると春千夜が水を汲み帰ってきた。
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
蓮香はブラシを取り丁寧に擦り磨く。
そうしているうちにお墓の石は思った以上に光った。
春千夜は懐からライターと線香を取り火をつけた。
手を合わせ目を瞑る。
そんな春千夜の後を追う様に蓮香も同じ様にやる。
綺羅喜 蓮香
春千夜が何と声をかけたかはわからないけど、さっきの言葉は私を思って言って来れたのだと思った。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
またしばらく歩いて駐車場まで向かった。
車に乗り助手席に蓮香は座る。
春千夜は運転をする様だ。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
三途 春千夜
くだらない話をして数分。
もうすぐまたアジトに着く。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
沈黙が続く中蓮香は口を開いた。
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
春千夜は大きく口を広げ笑う。
三途 春千夜
蘭
ドアを開けていつもの様に幹部室に荷物を取りに行くと蘭が寄ってくる。
三途 春千夜
顔を合わせずそのまま素通りする。
蘭
三途 春千夜
三途 春千夜
蘭
君の悪い笑顔をしながら春千夜が着替えようとしているのに関わらず更衣室にズカズカいる蘭。
三途 春千夜
蘭
竜胆
大きなあくびをする。
蘭
竜胆
小さい声で竜胆は蘭の悪口を言う。
蘭
竜胆
蘭
竜胆
よろよろと蘭の方に向かうと。
蘭
竜胆
三途 春千夜
蘭
竜胆
三途 春千夜
竜胆
三途 春千夜
竜胆
三途 春千夜
竜胆
蘭
2人の争いを椅子に座りながら眺める蘭。いつもこんな感じらしい。
ココ
蘭
ココ
蘭
ココ
蘭
竜胆
秘密編 終わり 次回 監視編
三途 春千夜
バタンッ
綺羅喜 蓮香
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
そう言いながら蓮香は前にいる春千夜の肩をポンっと叩き大きいドアの方へ向かった。
三途 春千夜
三途 春千夜
綺羅喜 蓮香
後ろ姿のまま片手を上げ蓮香はそのまま中へ入り姿は見えなくなる。
三途 春千夜
春千夜は車に乗り駐車場へ向かった。