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コメント
2件
今回もめっちゃ良かったです! すちくんがめっちゃ可愛かったです! ♡1100押させていただきました!
rara🎼
nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 誤字脱字注意⚠️ 翠様虐められ注意⚠️
rara🎼
rara🎼
rara🎼
午後の保健室。
らんの理科の授業が終わり、すちは机に向かってノートを閉じた。
今日は命の循環の話を聞きながら、心の中に少しずつ温かいものが広がっているのを感じていた。
らんがふっと微笑みながら声をかける。
らん
すちはちょっと照れながらも、思い切って尋ねてみた。
すち
らんは目を細めて嬉しそうに笑った。
らん
らん
らん
すちの顔がぱっと明るくなる。
次に入ってきたのは、こさめだった。
こさめ
すち
すちは自然にあだ名を使ってしまい、言ってからあ、となる。
すち
こさめ
こさめ
こさめはにっ、と笑顔で返す。
いるまが扉を開けると、すちが少し勇気をだして言う。
すち
いるまは驚きつつも、ふっと微笑んだ。
いるま
いるま
いるま
すち
すち
いるまは、しーっと人差し指を口に当て、秘密を約束するように言った。
保健室の雰囲気がますます柔らかくなる中、なつが声をかける。
なつ
なつ
すちはにこっと微笑み、言葉を選んで話す。
すち
なつは目を細め、嬉しそうに笑った。
なつ
なつ
なつ
みことが優しく微笑みながら入室する。
みこと
みこと
すち
すち
すち
みことは明るく笑い、
みこと
その日、授業の終わりから放課後にかけて、すちは一人ひとりに声をかけて、あだ名で呼び合うことを提案し、受け入れられるたびに心の距離が縮まっていくのを感じた。
一方、教室の廊下では、相変わらず冷たい声が響く。
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
リーダー格の生徒は、そんな言葉の渦の中で小さく呟いた。
いじめっ子
夜。
すちはベッドの上で、スケッチブックを手にしていた。
そこには、六人が輪になって笑い合う様子が描かれている。
真ん中のすちの周りに、ぽんぽんとあだ名が並んでいた。
「暇ちゃん」「こさめちゃん」「いるまちゃん」「らんらん」「みこちゃん」
すちは静かにページを閉じて、目を閉じた。
これが、僕の居場所だ
第9話・了
rara🎼
rara🎼
rara🎼
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡100
rara🎼
rara🎼