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エースぅぅぅぅ抜け駆けはずるいぞぉぉぉ!(?)
エース可愛いア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
文化祭翌日、
私はルフィと忌々しいことをしてしまったショックで
ベッドから起き上がれなかった。
杉浦さつき
杉浦さつき
あのルフィが私を好きだなんて信じられなかった。
杉浦さつき
杉浦さつき
私はずる休みなんて到底したことはなかったのだが、
今はショックで立ち直れない。
コンコン
エース
エース
サボ
杉浦さつき
ガチャ
エースたちと顔を合わせたくないので、私は身体ごと壁の方を向いた。
サボ
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
2人
サボ
エース
杉浦さつき
2人は少々パニクりながら体温計を探したり
何度も大丈夫か聞いてきた。
ルフィ
ルフィ
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
サボ
エース
エース
エース
ルフィ
サボ
ルフィ
エース
エース
杉浦さつき
どうしていつもこうなるのだろうか。
エースは一階で学校に休みの連絡を入れてくれた。
ルフィは1人で朝食を食べている(朝はほとんど朝食の時間)。
つまり.....
サボと2人きり
杉浦さつき
サボはベッドに腰掛けている。
サボ
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
少しでも何か起こると予想してしまった自分が恥ずかしい。
時計を見ると、時刻はすでに8時半を回っていた。
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
突然浮遊感に襲われ、情けない声が出た。
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
浮遊感の正体は
サボのお姫様抱っこだった。
やっぱり何か起こるじゃん....
サボ
サボ
杉浦さつき
もはや大丈夫という言葉は強がりに聞こえているようだ。
空気のようにスルーされた。
サボが降ろしてくれるはずもなく、
その体勢のままリビングに連れて行かれた。
エース
ルフィ
ルフィ
エース
エースはショックとでも言わんばかりに肩を震わせている。
エース
エース
サボ
エース
サボは私をゆっくり降ろしてくれた。
紳士な王子様みたいだ。
サボ
サボはそう言いながら椅子に座った。
エース
ルフィ
ルフィ
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
ただ笑顔でお礼を言っただけなんだが
エースは顔を真っ赤にしてキレていた
目玉焼きとウインナー、
ベーコンのセットを平らげた。
杉浦さつき
エースが作ったことが若干面白くて、
少しだけ微笑んだ。
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
サボが私の顔を見て吹いた。
顔面いじりか??
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
慌てて口元を探る。
サボ
杉浦さつき
時が止まった。
そう思った
サボ
杉浦さつき
サボが口元の目玉焼きを取ってくれた。
エース
エース
エースは目から火を吹いてサボを◯しにかかっていた。
私は衝撃で口を開けたまま固まっていた。
午後2時を過ぎたころ、
私は1人コツコツと勉強していた。
杉浦さつき
かれこれ一時間は勉強していた。
私からしたら一時間の勉強(自主的)は明日槍が降るレベルだ。
杉浦さつき
杉浦さつき
腕を伸ばしながらストレッチをする。
コンコン
エース
杉浦さつき
ガチャ
エース
杉浦さつき
いきなり部屋入ってきていきなりキレないでよ....
エース
杉浦さつき
エース
エース
エース
杉浦さつき
エースが私を無理矢理ベッドに引っ張ったせいで
私の足に引っかかってこけた。
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
エース
それよりなんなんですか、この状況はっ!!
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エースは下を向いていて表情が見えない。
この距離だと微妙にエースの甘い匂いにキュンとしちゃうからどいてほしい。
エース
杉浦さつき
昨日から一昨日から....
心臓がもたないんだって!
エース
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
エース
なにを言ってるのか分からない。
エース
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
私をそうしてるのはあんたたちじゃん
杉浦さつき
杉浦さつき
チュ.....
エースが妖艶な瞳を閉じながら余裕のない口づけをしてくる。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
チュク....チュッ
杉浦さつき
杉浦さつき
後頭部はがっしりと抑えられている。
今は逃げるな。ということだろう。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
やはり息がもたない...
エース
杉浦さつき
エースが私の首元に顔を埋めている。
エース
エースの声がいつもと違って、
心臓の音が早くなる。
エース
杉浦さつき
急にやめてよ。心臓に悪い....
杉浦さつき
私はいつも一方的に逃げてばっかだ。
そんなんでいいのか?
私は彼らに応えなきゃならない。
杉浦さつき
エース
エース
エース
杉浦さつき
ダラダラとだらけ落ちていたエースの腕は
私の返答によって背中に回された。
彼の少しだけ香る香水の匂い、
サラサラな髪に、筋肉質な腕。
悔しいほどに私を惑わせる。
エース
杉浦さつき
エースの腕が私を締め付ける。
苦しいくらいだ
杉浦さつき
エース
杉浦さつき
杉浦さつき
エース
いつもはあんなにプライド高い奴なのに
今は母親に甘える子供のように純情だ。
エース
エース
杉浦さつき
エース
エース
杉浦さつき
エース
なんて可愛くてずるい願いなんだ。
今回ばかりは弟の権限として許してやるか。