暇なので少し思いついたものを書いて見たものです。
ではお楽しみください!
咲
ねぇ、かいと、今日一緒に帰れる?
魁斗
ごめん!咲!実は生徒会の仕事放課後残ってしなきゃいけないんだ💦
咲
そう……なんだ。なら、今度帰れる時は言ってね!
咲
バイバイ!
魁斗
あぁ!また明日!
咲
はぁ………
最近、魁斗が生徒会の仕事で忙しくなかなか一緒に帰れないと言う日々が続いているのだ。別に学校のこと、勉強とかに集中するのはいいことなので心の中のわがままは心の中にしまっていた。
咲
もう………休日くらいでもデートとかしたいのに、なんで休日も……
咲
でもこんなことで怒ってもどうにもならないことぐらいは私でも知ってるよ……
少しでも構ってくれればなぁ………LINEの返事ぐらいでもしてくれれば嬉しいのに……
私は憂鬱ながらも家に帰る道を歩いてった
信号が青になり、横断歩道を渡った
プップー
キキーっ………
トラック
危ない!
咲
へ………なん……で…
ドンッ‼︎‼︎
咲
………
あれ………体が、いた……い……
どうなってるの……
なんか多くの人が騒いでる……
今度は、浮いて……るみたい………
咲
そうか………私、死んじゃった……のかぁ……
咲
は……はは……こんな時に死ぬなんて、不幸だなぁ…ほんと、最後に魁斗と一緒に居たかった……あと一回でもいいからデートしたかった……
すると、ちょうど早く終わって、帰り道を歩いていた魁斗がその現場を見たのか、私の遺体に寄り添って涙を零していた
咲
泣かないでよ………ねぇ………
魁斗は無視する
咲
そっか。声、届かないんだね。残念……
魁斗
なんで………咲が………くそっ……
咲
だから泣かないでってば……泣かれると、こっちまで涙出るじゃんか………
そして、数日と時が経ってお通夜の日……
魁斗
なんで、俺よりも先に行くんだ………
咲
ほんとは先に行きたくなかったわよ……グス……
親戚
かわいそうにねぇ………まだ若くて彼氏もいて青春の真っ最中だったのに……
親戚
ほんとに……それに、お家のお手伝いも毎日欠かさずやってたんでしょう?重い荷物を持ったおばあちゃんの手伝いも時々やっててお優しい子だったのに………
親戚
ヒソヒソ………
魁斗
ぐっ……ごめんな………なかなか一緒に帰ってやれなくて。
魁斗
最後ぐらい一緒に帰っていればよかったのに………な……
咲の母
うっ……咲ぃ………どうして………グスッ……
咲の父
まぁまぁ……笑顔で見送ってやらないと……な…?咲も悲しいじゃないか。
魁斗
お父さん、お母さん……
咲の母
まぁ、咲の彼氏さんの……
魁斗
はい。咲の彼氏の魁斗です……
咲の父
魁斗くん……悲しいとは思うが、できるだけ笑顔で送ってってくれないか……咲は俺らが笑顔じゃないとき「ほら!笑いなよ!」と言うふうに励ましてくれたりと笑顔が好きな子だったからな……
咲の父
好きな魁斗くんのことならなおさらなんじゃないかと思ってな……
魁斗
はい……わかりましたニカッ
咲
そんな無理に笑わなくてもいいんだよ………でも魁斗が笑った些細なことでも嬉しいんだよ……
咲は、そっと、魁斗に抱きついた。
魁斗&咲
咲
じゃぁ………さよなら………魁斗、パパ、ママ………
そのまま、スッと神々しい光に包まれて、咲は成仏されていった。
どうでしたか?感動系書いてみました
感動した、切ないと思った人は❤️お願いします!