淳太side
あれから4年後。
流星が亡くなってから11年が経とうとしていた。
月日って流れんの早いな。
流星の言ったことを知ったのんちゃんは少しずつ言葉が話せるようになってきとった。
あの望ももう高1...。
少し言葉が話せるようになってきとったから、
小学校の途中から中学校は養護学校ってとこに行ってたんやけど、
今は普通の高校の特別支援学級で活動しとる。
相変わらず感情は無いけど、
言葉が話せるようになってきたから、
大体のことは理解出来るようになってきたわ。
ちなみに大毅も去年成人してな、
今は21歳で仕事しとる。
まあそういう障害者でも出来るような仕事な。
のんちゃんはあれから大毅お兄ちゃん言うて甘えるようになったけどな。笑
ともは変わらず家のこととかしてくれとる。
ほんま助かるわ。
赤「じゅーんた!!!」
赤「なにしとんの??」
黄「ん、いや。」
黄「窓の外眺めとっただけ。」
赤「なんそれ、4年前の俺みたいやな!!ww」
黄「まあ、似てないってことも無いけどな。笑」
桃「大毅お兄ちゃ、ん...!」
赤「ん、のんどしたん??」
桃「俺と、遊ぼ、!」
赤「ええよぉ!!遊ぼ!!」
赤「なにする??」
桃「公園...いく...、!」
赤「公園やったらともも来るで?」
桃「ええの、!」
赤「ともがええ言うたら3人で行こな!!」
桃「うん、!」
うちは4年前よりも明るくなった気がしませんか?