ジミンはテヒョンの部屋の前で立ち尽くしていた
ジミン
(やっぱりテヒョンのことが気になってしかたない)
ジミン
(テヒョンが僕にあたるようになったのは2ヶ月前。ほんとに突然のことだった。)
ジミン
(前はあんなんじゃなかったのに...)
ジミン
(前までは明るくてバカで無邪気なテヒョンだったのに、今ではもう部屋にこもりっぱなし。)
ジミン
(なにがテヒョンを変えてしまったのだろう...)
ジミン
テヒョン...
じ、ミナッ、、、
ジミン
(テヒョンが泣いてる... 僕の名前を呼んで...)
ジミン
...
ジミン
なんで僕を頼ってくれないんだよッ
僕は泣きながら自分の部屋へと戻った
翌日
テヒョン
ん、んんっ...
テヒョン
あ、さ?
テヒョン
(どうやら僕は泣き疲れて寝てしまったらしい)
テヒョン
(昨日僕は聞いてしまった)
なんで僕を頼ってくれないんだよッ
テヒョン
(ジミナは確かにそう言った)
テヒョン
(今にも消えてしまいそうなほどの
小さな声で)
小さな声で)
テヒョン
ごめんっ、ジミナっ、ごめんねッ...
テヒョン
こんな僕でごめんねっ...
テヒョン
(僕だって変わりたいんだ...
でもこうなってしまった理由が分からない...)
でもこうなってしまった理由が分からない...)
コンコンっ
ガチャッ
ジミン
テヒョンおはよ!
ジミン
お腹すいてない?
僕ご飯作ったから食べよ!
僕ご飯作ったから食べよ!
テヒョン
...
ジミン
ぼ、僕先に行ってるね!
ジミン
絶対来てよ!?
テヒョン
うるっさい
ジミン
はいはいㅋㅋ
カチャ
テヒョン
...
テヒョン
絶対ジミナ無理してる...
テヒョン
昨日泣いてたくせにッ...
僕は重い体を起こしてリビングへと向かった