自殺しようとしていた俺(蛍)は、 見知らぬ女子によって 止められてしまった、 よくあるいい人ぶって自殺を止めるやつか、と 思っていたが、 彼女が放った言葉は 「死んであげるよ、一緒に」
蛍
、、、
蛍
は?
蛍
お前バカなのか?
ことの
なに?別にバカじゃないと思うけどな
蛍
正気?
ことの
うん
彼女の表情は俺をからかってる訳じゃない、、、
蛍
、、あのなあ
蛍
死ぬってのは
蛍
そんな簡単に言うもんじゃ
蛍
ことの
え?別にいいじゃん
蛍
じゃあ理由は?
ことの
ただ、死にたくなった
ことの
だけだよ(ニコ
蛍
(俺の真似、、、)
蛍
(こいつなに考えてんのかまじでわからない、)
ことの
じゃあ死のうよ
ことの
ね?いいでしょ?
蛍
別に俺に関係ないから
蛍
勝手にしろよ
ことの
あはは!じゃあ決定ーー!
ことの
せーのっ!
蛍
、、!?おま急すぎ、てか
蛍
(手を掴まれたから俺も落ちるっ!)
蛍
は、はなせ、うっうわああ
ことの
、、、ふふ(ニコ
蛍
(落ちてる、、明らかに今俺はビルから飛び降りた、)
落ちている間なぜか時間がゆっくり流れているような気がした
周りを見渡すと俺たちに気づいたのか 街中が俺たちを見てザワついた
蛍
(あ、もうすぐ地面だ)
蛍
(もう俺は死ぬんだ、)
蛍
(本当に、、)
あいつは大丈夫なのか、 怖がっていないのか、 やっぱりあいつも死ぬことを止めるべきだったか、
そんな事を思いながらあいつを見た
蛍
蛍
(わ、笑ってる、、、?)
蛍
あっ、地面がっっ
蛍
くっ、、、(目を瞑る
蛍
蛍
、、、ん?
蛍
あれ、ここは、
蛍
なっなんだ!?!?
周りを見渡すとまさに今落ちてきた場所だった、
俺の目の前約1.5cm先には地面がある
そして俺は、浮いている、、?
ことの
ふふ
ことの
どう?
ことの
結構スリルあるでしょ
蛍
えっな、ど、どういうことだ!?!?
ことの
え?だから今あとほんのちょっとで死ぬ所だったんだよ
蛍
お、お前が止めてるのか、、?
ことの
そうだよ
ことの
ほんとはきみ、
ことの
あと1.5cm先の場所で死んでたんだろうね
蛍
、、、、
覚悟はしていたが、実際そう思うとすごく緊張して汗が止まらなかった
ことの
安心しなよ
ことの
死んでないんだからさ(ニコ
ことの
、、人が来るね
ことの
とりあえず場所を変えよう
蛍
えっどうやって__
グラ、、
目の前が真っ暗になった、
目を開けると俺は多分、あいつの部屋にいた
ことの
驚いた?笑
蛍
驚くも何も、、
蛍
あなたは一体何者ですか、!?
ことの
あはは笑
ことの
いいリアクションするね
ことの
私の名前は『ことの』
ことの
何者だって言われても説明が難しいんだよなあ、
蛍
(苗字、、ないのか?、)
ことの
え?ああ、苗字?一̀応̀ 宵澄っていうの使ってる
蛍
また、、!
蛍
俺の心読んでるだろ!
ことの
ははっ笑まあねごめんね全部見えてる(ニコ
蛍
ほんとに、、なんなんだことのさんは、、、、
ことの
君の名前は?
蛍
俺は「入谷蛍」普通の男子高校生だ
ことの
普通、、、ね
ことの
それにしてはいい顔してるね
蛍
いい顔、、?
ことの
あっ嘘間違えた
ことの
変な顔
蛍
んな!!!
ことの
あはは笑うそうそ笑
ことの
私はね、まあさっきのも
ことの
心読むのも
ことの
人間で言う
ことの
「死̀神̀」
ことの
ってやつじゃね?
蛍
死神!?!?
ことの
声でか!
ことの
隠してんだからちょっと黙れ
蛍
あっご、ごめ
ことの
私が自殺を止めた理由は
ことの
後片付けが大変なんだよ
ことの
死んだあとの蛍の魂処理がな
蛍
死神のくせにひどいこと言うんだな
ことの
死神を魂の掃除機だとでも思ってるのか
ことの
私はそんな事よりもっと大事でしなきゃいけないことがあるんだ!
蛍
?、な、なんだ、?
ことの
こう見えて死神の生徒の中でも成績トップの優秀ちゃんなんだわ
蛍
、、、、、???
蛍
(死神の生徒?)
ことの
今回は死神生徒卒業ができるチャンスの最後の試練があるの、
蛍
、、、それは?
ことの
ズバリ!
ことの
宵澄ことのの弟子を作ること!!
蛍
え
蛍
は?
蛍
で、弟子?
ことの
そうそう
ことの
その件なんだけど、
ことの
私、君のこと気に入ったんだよね
ことの
ってことで、
ことの
今日から蛍は私の弟子だ!!!!!!!!!!!!
蛍
え!?
蛍
な!?!?
蛍
蛍
お、おおおれえええ!?!?!?