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中村悠哉
大須賀さくら
しゃぶしゃぶ屋に入り、さくらと悠哉は並んで座って少し待つことになった。
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
しげしげと店員さんを見る悠哉の横顔を見ながらさくらはあることがすごく気になっていた。
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
さくらはどうしても目の横のまつ毛が気になってしまい話の腰を折ってしまった。 悠哉はまつ毛を取ろうとするがなかなか触れられない。
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
そしてさくらは悠哉の目の横に手を伸ばして、指でまつ毛を取った。
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
さくらの指先についた悠哉のまつ毛を悠哉が回収する。取ったはいいがちょうどいいゴミ箱が見つからずこの後どうすべきか迷ったさくらは助かった。
席に通されてお酒も入ってきた頃悠哉が言った。
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
案外満更でも無さそうに悠哉が言うのでついさくらは口が滑り言うつもりがなかったことを言ってしまった。
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
さくらはこの時本気でなんと答えたか思い出せなかった。思い出せなくて何と答えたものかと考えあぐねて言った。
大須賀さくら
中村悠哉
大須賀さくら
後になって考えれば好きは好きと言う答えは微妙だし本当の答えの男友達の中では一番好きと言う答えも微妙だ。
さらにさくらを悩ませたのは「好きじゃないと言ってたら泣く」と言う悠哉の発言だ。「嫌い」ではなく「好きじゃない」で、だ。
大須賀さくら
さくらにはいよいよ悠哉の気持ちがわからなくなった。悠哉はさくらのことをどう思っているのか、そしてさくらは悠哉のことをどう思っているのか。
その後二人は当たり障りない会話をしながらいつも通り一緒に帰った。
大須賀さくら
バレンタインを明後日に控えて、さくらはチョコレート売り場の前で悩んでいた。
毎年、父と家族用、あとバイト先に買っておいたくらいだが、今年は悠哉が「欲しい」と言っていたからあげたい。さくらが言わせたようなものではあるが。
バイト先には個包装になってるものがいいと思って数が多いものをさっと買った。
大須賀さくら
ショーケースを前に行ったり来たり、並んでいる人の間からチョコレートのラインナップを眺める。
大須賀さくら
こう言う時、好みのはっきりしている悠哉は楽だ。大体は系統が決まってくる。
ただし、ガナッシュ系がダメだとするともうカレしか無くなってくる。カレのアソートメントを探す。
店員
大須賀さくら
店員
大須賀さくら
さくらは、考えて考えてだんだん頭が痛くなってきた。もうこうなったらえいっと決めてしまった方がいい。
大須賀さくら
店員
大須賀さくら
お金は無限にあるわけではない。だとしても悠哉はさくらにとって今年一番お世話になった男子だ。こんなところでケチらなくてもいいはずだ。
店員
大須賀さくら
お金を払ってさくらは家に帰った。
そしてバレンタインの前日、突然三浦から連絡が来た。
三浦まゆ
三浦まゆ
三浦まゆ
大須賀さくら
大須賀さくら
三浦まゆ
三浦まゆ
大須賀さくら
大須賀さくら
三浦まゆ
大須賀さくら
三浦まゆ
そうして、その日はバイトの後にさくら、悠哉、三浦、そしてその親友の杉浦由奈と飲みに行くことになった。
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