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あの日突然弟を失った。
弟の友達も居た。
私も居た。
守れなかった。大切な弟を。
弟を失ってから何もやる気が出なかった。
ヒーローになりたくて雄英に居たはずなのに
弟を守れなかった。足が動かなかった。
怖かった。
ヒーローになりたいはずなのに。
ずっと部屋で泣いた。
突然何日も開いていないドアが開いた。
誰だろう。別に誰でもいい。
もうヒーローを目指さないはずだった。
でも突然きたソイツらは言った。
"ヒーローになれ"
と
ヒーローになる気はなかった。いや
無かったハズだった。
私はきっとまだヒーローになりたかった。
仕事内容を聞いた。
ヒーローの仕事は知っている。
だけどソイツらは特別だった。
なぜなら"公安"を名乗ったから。
暗殺?それも良いね。
弟の事を忘れる事ができるなら。
ヒーローになって何年も経った。
今ではヒーロービルボードチャートJP
No.5
この手は汚れきってしまった。
ナガン先輩はいつの日か消えてしまった。
それでも私はたくさんの任務を続けている。
今日は新しい任務を頼まれる日。
また暗殺なのだろうか。
雄英の護衛に行ってくれ。
護衛?
私の母校。
私が??ヒーローを目指している子達の?
拒否権は無い。
クイラキ シラモ
クイラキ シラモ
クイラキ シラモ
クイラキ シラモ
クイラキ シラモ
クイラキ シラモ