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サトコロ「出会いは必然的に」

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サトコロ「出会いは必然的に」

1 - サトコロ「出会いは必然的に」

♥

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2022年02月06日

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コロン

え~ッと、、

コロン

あッた…!

僕が見たかった本ッ…!

コロン

あッ、、

僕が手をのばそうとした瞬間、別の人がその本を手に取った

コロン

…見たかったけど、諦めよう…ボソッ

そう言った瞬間、

あのッ、、と、優しそうな、でも何処か弱々しい声がした

コロン

はいッ、、?

サトミ

あの、、えッと、

彼はオドオドした様子でこちらを見た後、

サトミ

これッ、、どうぞ、、

彼がそっと差し出してきたのは僕が見たかった本だった。

コロン

えッ、、いいですそんなの、、!

僕は疑問だった

彼もこの本を見たかったはずなのになぜ他人の僕に差し出したのか。

不思議で仕方がなかった

それを察したかのように彼が口を開いた

サトミ

あの、、別に俺は読みたい訳じゃなくて、

サトミ

取りにくそうにしていたので、、

コロン

は、、?

取りにくそうにしてたから、?

そんなことで他人の僕を助けてくれたの、、?

コロン

別に放ッて置いても良かったのに、、

コロン

どうして、、?

そう言うと彼は

サトミ

逆に、、困っている人がいたら、

サトミ

放ッて置ける訳、無いでしょう?ニコッ

コロン

ッ、、!///

サトミ

それではッ、、ニコッ

コロン

ッあ、、

コロン

、、、声掛けられなかったな、、

どうやら僕は彼に

コロン

恋しちゃッたのかな、、、///

恋をしてしまッたみたいだ

サトミ

ん~ッ暇だなぁ、、

サトミ

、、図書館行くかぁ、

俺は図書館の常連で

いつものように図書館に行った

コロン

あッ、あッたッ、、!

いつものようにお気に入りのコーナーに向かうと、背の低い男の人が居た。

サトミ

、、んッ、、?

彼は1番上の段の本を取ろうとしていた

だけど彼の身長じゃ取れそうになかッた

俺は人助けのつもりで本を取ろうとした

コロン

あッ、、

俺が本を手に取ると、彼はシュンとしていた

どうやら俺が見たくて本を取ったと勘違いしているようだ

俺は申し訳無くて

サトミ

、、あのッ、

と、何処か弱々しい声になッてしまッた

コロン

はいッ、、?

サトミ

ッ、、///

振り向いた彼は女だと疑ってしまうような綺麗な顔立ちをしていた

その顔を見て余計に弱々しくなッてしまッた

サトミ

あの、、えッと、、

サトミ

これッ、、どうぞ、、

しまッた。

急にこんなこと言ったらまるで変質者ではないか

コロン

えッ、、良いですそんなのッ、、!

彼はそう言ったあと不思議そうな顔をしていた

やはり俺がこの本を欲しいと勘違いしているようだ

サトミ

あの、、別に俺は読みたい訳じゃなくて、

サトミ

取りにくそうにしていたので、、

そう言うと彼は不意をつかれたかのように

コロン

はッ、?

と、気の抜けた声を出した

コロン

別に放ッて置いても良かったのに、、

コロン

どうして、、?

どうして?そんなの、、

サトミ

逆に困っている人がいたら、

サトミ

放って置ける訳、無いでしょう?ニコッ

そう、俺は当たり前の事をしただけだ

サトミ

それではッ、、ニコッ

コロン

ッあ、

彼は何か言いたげに口を開いていたが、多分お礼がしたい、とかだろう。

お礼なんて要らない、それは本当だ。

でも、

サトミ

かッこつけ過ぎたかなッ、、///

彼にかッこよく思われたかったのも本当だ

サトコロ

「出会いは必然的に」

❦ℯꫛᎴ❧

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コメント

19

ユーザー

面白かったです!

ユーザー

おもんな。

ユーザー

まッて1000?!1000?!

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