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有能さんと無能さん

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有能さんと無能さん

1 - 有能さんと無能さん

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2019年09月30日

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Prolog 『お前ほんとに無能だなっ!!』 『貴様なんかの隣にいるあの方がかわいそうだ。』 『つかえねぇ。』 『………屑』 そんなの自分がよくわかってる。 だって俺は ____失敗作だから

1 幹部の仕事をしていたとき、赤いマフラーが見えた 黒髪でメガネをかけていてきれいな赤色の瞳をしている その隣にはこの国の総統もいた。 他の国の偉い人なんだろうか。 風が吹いてマフラーが揺れる その姿を見て初めてあんなに嬉しそうにする総統を見た なんとなく興味がある。

しばらくして幹部全員は 総統室に集められた

グルッペン

全員集まったか?…今日から新入りになる…

トントン

…どうも…トントンです。…書記長になりました。

鬱先生

(書記長……って…
幹部に何年いたってなかなかなれないのに…?
幹部に1年もいないし新入りなのに…?
…そんな実力が…?)

グルッペン

…こいつは他の国の幹部だったのだが…なかなかの実力でな…ゾム、今度手合わせでもしてみたらどうや…?

ゾム

……!…そんな強いん?まぁええわ…トントン今度やろうぜー!

トントン

…はい、もちろん

ゾム

敬語なんて使わないでええんやで!

トントン

ありがとう……

ふわっとした笑顔で返事をした この笑顔を俺は見たことがあった。 昔…俺も他の国にいた。 そのときにあの笑顔をみた。 黒髪できりっとした目つき…赤い目をしていて… 名前は…… 『トントンや!よろしくな!』 あぁ…思い出した…… こいつはあのときの……

鬱先生

トントン…?

トントン

うん…?

名前を呼ばれて振り返ってくれた 俺を見て少し驚いたような表情をして

トントン

鬱…君…?

グルッペン

なんや、お前ら知り合いやったんか…!

鬱先生

やっぱり……お前は…!

トントン

…!!あのときの鬱くん?!
お前幹部やったんか!!!

嬉しそうに笑い 俺もそれを見て嬉しかった。 このときまでは。

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