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コメント
6件
がちで泣いた((? 最高でしたぁぁ
神作ー!!てか雑談今気がついたぁぁぁぁ!!!wwwww
主
主
主
主
主
主
⚠️注意⚠️ BL nmmn ご本人様と一切関係ありません 通報、荒らし、シェア、パクリ等禁止 ぱくってません 地雷さん回れ右 エセ関西弁 誤字脱字🈶 コメント欄でご本人様のお名前を出すのは御遠慮ください
桃
桃
昼下がり、公園で学校をさぼって寝ていたら地元のヤンキーに絡まれ、睡眠の邪魔をされる。基本的に寝起きの機嫌があまりよくないので返り討ちにしてやった
桃
え、じゃあなんで昼寝してるかって?それは…
水
桃
水
天使のような笑顔。俺の天使。この天使はほとけっち。幼馴染で俺の初恋相手兼その気持ちは続行中。思いを伝えればヤンキーである俺の被害をどこかで受けるかもしれない。守ってやればいいとも思うけれど、ヤンキーであることさえ伝えていないからこのまま何も知らずに幸せに過ごしてほしいというのが俺の願い
水
桃
水
そう言って俺の手を引いて歩きだす君。いつも合流した後は彼の家に行く。というか合流地点は彼の家のすぐ近くにある公園にしている
水
桃
そう、彼はヤンキーが嫌いなのだ。幸い、学校が違うから俺がヤンキーであることはばれていない。けれどやっぱり嫌っているのがこんなに身近にいると知ったら彼は俺をどう思うのだろうか。伝えて嫌われるのはもちろん嫌だが、君の悲しむ姿を見たくなくて言えずにいる。言わない理由は色々あるけれどどれにしろ自分が弱いことには変わりない
ただ君が隣で笑ってくれたら、いや、幸せだったらそれでよかった
桃
今日はいつもより遅い。いつもなら合流してるはずなのに…部活か何かの集まりでもあるのだろうか
ヤンキー
桃
ヤンキー
桃
ヤンキー
ヤンキー
ヤンキー
桃
もうそろそろほとけっちが来るかもしれない。喧嘩している姿を見られたら困るから、どんな挑発も受け流す。落ち着け俺
ヤンキー
桃
ヤンキー
ヤンキー
ヤンキー
するとヤンキーのやつらが大声で腹を抱えて笑っている。崩れ落ちて挑発するように笑っているやつも何人かいる。落ち着け、今手を出したら絶対だめだ。言葉を真に受けるな
ヤンキー
桃
待て
ヤンキー
桃
やめろ
ヤンキー
抑えろ
ヤンキー
我慢しろ
ヤンキー
桃
そこからの記憶はない。けれど相手全員の顔が思い出せない。原型がなくなるまで殴ったのだろう。手にその感触が残っている。殴る音の中で聞こえるもだえ苦しむ声。それが耳に残っていた
桃
血まみれになった手を公園の水道で洗い流す。こんな汚い手で、穢れた俺の手で君には触れられない。だから
桃
桃
水
桃
水
水
水
ドクン
桃
水
水
ドクン
水
水
桃
水
桃
水
桃
水
桃
水
水
桃
水
必死に俺に縋り付いてくる。大丈夫って言ってあげられたらどれだけいいか
あぁ
俺が穢れてなかったら
桃
桃
水
水
水
水
君は公園を出て行った
桃
桃
桃
桃
自分で決めたことなのに、どうしてこんなに
胸が痛いんだろう…
白
水
あれから、ないちゃんの姿を見ていない。あの公園にもいない。街中でも見かけなくなった。大っ嫌いだなんて口をついたあの日からないちゃんは僕の前から消えた。大嫌いと言ったのは僕なのに、君の姿を探している。なんでだろう、ないちゃんに会いたい
水
白
水
青
水
青
水
Ifくんは僕のお兄ちゃん。僕は関西弁が恥ずかしくて矯正しちゃったけど、Ifくんは普通に話すから兄弟か疑われることもしばしば。そんなIfくんはないちゃんとも仲良し。だからもしかしてら知っているかもしれない。そんな淡い希望をかけてIfくんに声をかける
青
水
水
青
青
水
水
青
青
水
青
青
水
たしかに、謝りたいって気持ちがないわけじゃない。それはもちろん。けれどそれよりも会いたいって思った。隣にいないのが寂しいって。この気持ちは何…?
桃
桃
桃
桃
桃
水
水
青
水
青
青
水
青
水
するとIfくんは僕の顎を軽く持ち上げて視線を合わせる。青く透き通った瞳が僕を見据える
青
水
桃
桃
水
桃
そういってないちゃんの顔が近づいてくる。心臓が破裂しそうなほどうるさいのに、それを求めているからやめないでほしいと思ってしまう。唇をきゅっと噛み、目を強くつむる
桃
水
桃
水
青
すると、ないちゃん、否Ifくんが僕から離れる。関西弁に戻った瞬間ないちゃんが消えた
水
青
水
水
青
水
青
水
青
水
僕は教室を飛び出した
水
いつも待ち合わせていた公園。いつも来たら必ず君は先にいてくれていた。そんな君がずっと好きだった。だからこそヤンキーだって知った時は傷ついたんだ。君が好きだったから。でもそんな君の姿はどこにもない
水
ヤンキー
水
ヤンキー
水
水
ヤンキー
ヤンキー
水
ヤンキー
水
ヤンキー
水
ヤンキー
水
大きくてごつごつしたこぶしが飛んでくる。抑えられて動けなくて、怖くて目をつむる。しかしそれは僕に届くことはなかった
青
水
ヤンキー
青
ヤンキー
青
するとIfくんがヤンキー一人のパンチを避けて殴り返す。するとそのパンチは相手の鼻に命中して、相手は鼻血を出して気絶した
ヤンキー
青
水
青
水
青
水
水
水
水
片っ端から思い当たる場所を駆け回る。しかし彼の姿はどこにもない。他に思い当たる場所なんてない。けれど諦めたくなくて、上がっている息をそっちのけで走り出す。この信号の先にある公園はどうだろうか…そう思って信号を渡ろうとすると
車
水
信号無視した車が突っ込んでくる。すると誰かに引っ張られ、歩道に身を投げ出される。しかし、守ってくれたのか、痛みはない。そして、この香水の香り…
桃
水
桃
水
水
桃
水
桃
そういうとないちゃんは優しく笑った。僕が大好きな笑顔。そしてそのまま去っていこうとする
水
そういってないちゃんに抱き着く。するとないちゃんが一瞬ビクッ!と反応した後、僕を振りほどく。前みたいに優しい力ではなく、掴まれた腕が赤くなるほど強い力だった。けれど
水
桃
水
水
桃
桃
水
水
桃
桃
桃
水
桃
桃
水
水
桃
あんたに恋してるんだよ!
水
桃
水
桃
水
桃
水
桃
桃
水
桃
水
桃
水
桃
水
桃
水
桃
水
ヤンキーは嫌い。でも、ないちゃんは好き。だってないちゃんは僕の最強な彼氏だから
おまけ
水
桃
桃
水
桃
そうしてさっきの公園が見えてきた。If君大丈夫かなと恐る恐る見ると…
青
水
青
桃
青
ヤンキーの屍の上にIf君が座っている。顔には飛び散った返り血、両手は真っ赤に染っている。If君だなんて信じられない。こんな姿見た事なかった
青
桃
青
桃
水
青
桃
水
それ以来イム君は身内のヤンキーは自分を守ってくれる優しい人たちばかりだと知って、身内の人間だけは好きになれたそうですチャンチャン