/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
心地良い風が
草木の擦れる音が
鳥のなく声が
空を飛ぶ蝶
ゆうま
そして青い空...
ゆうま
今日は良い天気だね
ゆうま
今日は何して遊ぶ？
サラ
お花摘みは？
サラ
この野原の下にたくさんお花が咲いてたでしょ？
サラ
それで花輪つくって
サラ
先生にプレゼントしよ！
ゆうま
いいね
ゆうま
あ、でも僕
ゆうま
花輪なんて作ったことないよ...
サラ
私が教えるわ
サラ
まかせて
ゆうま
ありがとう
ミサキ
あれ、これから2人で何しに行くの？
ゆうま
これから先生にプレゼントする花輪を作りに行くところ
ミサキ
へぇ、いいね
ミサキ
僕も行きたいな
サラ
あら、いいわよ
ミサキ
綺麗な場所だね
サラ
でしょでしょ！
サラ
ほら、早く摘んでつくろ！
ゆうま
わぁ、いろんな花がある...
ミサキ
そうだね...
サラ
あまり茎の太いのは選ばないで
サラ
細くて曲げやすいのにしよ
ミサキ
これとか？
サラ
いいね！
ゆうま
これなんの花？
サラ
シロツメクサよ
ゆうま
シロツメクサっていうんだ
ミサキ
綺麗だね
サラ
私この花好きなんだ〜
サラ
あ！四葉！
サラ
えへへ、ラッキー
ゆうま
よかったね
サラ
あ、これも花輪にいれようかな
ミサキ
いいんじゃない？
ミサキ
先生喜ぶよ
ゆうま
そうそう
サラ
ふふん♪
ミサキ
そういえば
サラ
ん？
ミサキ
野原の下に降りてきていいの？
サラ
大丈夫よ
サラ
だってほら
サラ
あそこの柵の外には出てないもの
ミサキ
でも、あんまりハウスから離れてはダメって...
サラ
大丈夫よ、これくらい
サラ
もし怒られても
サラ
先生にプレゼントするためだったのーって言えば大丈夫
ゆうま
なんでハウスから離れちゃダメなの？
ミサキ
あぁ...
サラ
そっか、まだゆうまは来たばかりだもんね
ゆうま
なにか理由があるの？
サラ
うーん...
ミサキ
理由はどうとか知らないけど
サラ
このハウスのルールなの
ゆうま
ルール...
ミサキ
そう、
ミサキ
先生からもよく言われているんだ
ミサキ
ゆうまは予めルールを聞かされていただろうけど
ミサキ
あの時は先生も忙しそうだったから
ミサキ
あまり聞けていなかったんだね
サラ
でも大丈夫よ
サラ
私たちが分からないところを教えてあげる
サラ
私たちそんなに歳も離れてないし
サラ
気軽に聞いてね
ミサキ
僕は君たちより2歳上だけど
サラ
まぁ、変わらないでしょ
ゆうま
うん、そうだね
ゆうま
ありがとう
サラ
へへ、なんか感謝されると照れる...
ミサキ
僕も...
ゆうま
ふっ
サラ
ふふっ
ミサキ
あははっ、
ゆうま
あ、早く花輪作って帰ろ
サラ
そうね
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
