サトル
はァァ
スグル
何だい悟
サトル
なんもねぇーよ
スグル
はいはい 笑
数十分歩いていたら
ポケットが揺れ始めた
サトル
あ 、しょーこじゃン
振動の正体は携帯電話で
その画面には家入硝子と表示されていた
サトル
なに 〜
ショウコ
「あ 五条 ?夏油に変わってくんね」
言われるがまま傑に渡す
スグル
わかった
そう一言しょーこに告げた
そして携帯電話を俺のポケットにしまい込み
スグル
悟 !少し待っててくれ
アイツの顔はなんだか少し 、強ばっていた
電話で言われたロッカー室
悟の大のお気に入りの場所
ショウコ
なぁ 、ここなんだよ
ショウコ
この呪霊夏油が祓ってくれないか
スグル
嗚呼
私は呪霊を手の中へと吸い込ませた
抵抗はなかったが
私の親友の名を口に出した