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僕の唯一の神サマ

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僕の唯一の神サマ

4 - 神様と保蘭乃、そして信者の中に〇〇〇が…⁉︎

♥

57

2024年05月26日

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心橋 優

ちょっと、気づくの早すぎじゃない?

心橋 優

この体に乗り移ったの数時間前だよ?

『神様』

まあ、神様ですから。

『神様』

どうやったのかは知らないけど、早く帰った方がいいんじゃない?

心橋 優

監視役だからダメなんだよ。

心橋 優

神様たちに頼まれちゃってね!

『神様』

…そう。

『神様』

まあおやすみなさい。

心橋 優

一緒に寝よ!

『神様』

寝相悪いからやだ。

心橋 優

えぇ…

次の日

丸山 冬麻

へえ、集会とかあるんですね。

大原 保蘭乃

形上は宗教で別に本人はどうでもよさげなんだけど、一応してるんだって。

心橋 優

これで集会終わります。お疲れ様でした。

教徒

お、お待ちください!

丸山 冬麻

なんか騒がしいなぁ。

どきなさい!私はあいつに用があるのよ!

『神様』

大丈夫だよ。通して。

『神様』

あなたは…この前家族を生き返らせて欲しいと仰っていた方ですね。

ええ、そうよ。

『神様』

申し訳ないけど、それは出来ない。

なんでよ!何でも願いを叶えてくれるんでしょう?

丸山 冬麻

し、修羅場や…

『神様』

俺は14の時に家族を殺されて、1人になったんだ。

丸山 冬麻

(あれ?前10歳くらいって言ってなかったっけ?)

『神様』

どんなに望んでも、願っても、生き返られなかった。

『神様』

なのでもう、諦めてください。

…偉そうに。何も分からない癖に!

ドスッ

心橋 優

っ、おんりー!

Qnly

ごめんなさい…俺には気持ちが分からないんだ。

Qnly

だって、家族が嫌いだからね。

『神様』

自分の欲のために手を汚すなんて、人間はダメだね。

その後、女は確保され、神様は倒れてしまった。

大原 保蘭乃

とりあえず、安静にしておきましょう。

嘉戸 芦爾樺

傷は塞がってるみたいだしね。

丸山 冬麻

ホンマに訳分からんくなったんですけど…。

大原 保蘭乃

たぶん、せーなサマの中の神様が出てきたんじゃない?

丸山 冬麻

どういうことですか?

大原 保蘭乃

昔首絞めちゃったって言ったでしょ?

『神様』

君は自由になりたいの?

大原 保蘭乃

はい。

『神様』

どんなことがあったのか、教えてくれる?

大原 保蘭乃

い、家では母親に無視されて父親と不倫相手には暴力を…

大原 保蘭乃

学校ではいじめられて、金も取られて、もう生きる意味が見つけられなくて…

『神様』

…保蘭乃さん?

大原 保蘭乃

いやだ、やだ!俺に近づかないでくれ!

Qnly

俺は君に手を出したりしないよ。

大原 保蘭乃

やめろ…

『神様』

首を絞めたってなにもならないよ。

大原 保蘭乃

違う、俺は道具でもおもちゃでもないんだ…

『神様』

ちょっとごめんね。

『神様』

\☆#☆+5\

大原 保蘭乃

…俺、一体何を

Qnly

ちょっと魔法かけただけみたいだから大丈夫。

大原 保蘭乃

まるで他人事ですね。

Qnly

俺がやったわけじゃないし…ね?

大原 保蘭乃

っていうことがあって。

丸山 冬麻

なるほど…

嘉戸 芦爾樺

確か、昨日そんなこと言っていたような?

嘉戸 芦爾樺

眠すぎただけだと思ってたんだけど。

心橋 優

失礼しまーす。

丸山 冬麻

どうぞ。

心橋 優

さっきの女の人いたでしょ?

心橋 優

その人の話によると、上の人にここを荒らしてこいって言われたらしく。

大原 保蘭乃

ほうほう。

心橋 優

そして先に1人スパイとして入ってきてるとの事で。

丸山 冬麻

スパイ!?

心橋 優

だから話を聞きに来たんだよね。

嘉戸 芦爾樺

なるほど…

丸山 冬麻

僕達の神様になんてことを…

大原 保蘭乃

まあ気長に見守るしかないんじゃないですか?

心橋 優

そんなにすぐには出てこないだろうしね。

『神様』

何の話?

丸山 冬麻

うわ、起きた!

『神様』

起きちゃダメだった?

『神様』

まあまだ人間の俺は寝てるけどね。

丸山 冬麻

に、人間の俺…

心橋 優

手伝ってくれるってこと?

『神様』

正直俺はこれ(宗教)が無くなったってどうでもいいし、

『神様』

何を信じて何を信じないかもどうでもいい。

大原 保蘭乃

えー…

『神様』

でもこの子が平和に生きるための手助けはしようかなって思ってる。

嘉戸 芦爾樺

ありがとうございます。

丸山 冬麻

(一応中立的な立場なのか…?)

『神様』

勝手に乗り移っちゃったからってだけだよ、おらふ。

丸山 冬麻

え、心も読めるんですか?

『神様』

俺は神様だからね( *¯ ꒳¯*)

丸山 冬麻

ぐ、かわ…いぃ…

心橋 優

それで、何か言いに来たの?

『神様』

ああ、そうだ。お腹空いたから何か作ろうかと思って。

心橋 優

俺にも作って〜。

丸山 冬麻

僕も食べてみたいです!

大原 保蘭乃

俺も〜

嘉戸 芦爾樺

じ、じゃあ僕も…

『神様』

え、わ、わかった…

しばらくして

『神様』

へいラーメンお待ち!

丸山 冬麻

もぐもぐ

心橋 優

うま!

嘉戸 芦爾樺

あっさりでシンプルな味だなぁ

大原 保蘭乃

え、なんか俺だけ豚骨なんだけど?

『神様』

Men豚骨派じゃなかったっけ?

大原 保蘭乃

Men?俺?まあ豚骨好きですけど…

『神様』

なら良かった。

丸山 冬麻

いや好きなんかい!

食べ終わり…

Qnly

よし、じゃあリアル人狼ゲームでも始めますか。

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