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救い主〜神様編3〜

第6話 - お久しぶりでございます…

2024年09月20日

#創作

#オリジナルストーリー

#救い主

スロース

一方その頃…

コンコン

琳寧ちゃーん、起きてる？

白蓮

(…返事がない。いつもならもう起きてる時間なのに…）

白蓮

開けるよ！

ガチャ

白蓮

…いない…！？

白蓮

琳寧ちゃん！！どこにいるの？！！！

青嵐

ん？何かあったのか？

朱暖

どぉしたのぉ……

玄翠

眠い……

白蓮

いい加減起きなさい！！

バシッ

青嵐

そ、それで…何があったの？

白蓮

琳寧ちゃんがいないの！！部屋から出た感じじゃないし…

朱暖

ねぇみんな。ここに手紙が置いてあるけど…

玄翠

…うん。琳寧ちゃんが書いた手紙だね。置き手紙…ってやつなのかな？

青嵐

それ読んでみようか

白蓮

“急にいなくなってごめんなさい。
　詳しいことは言えないけど、すぐにイザナミさんと決闘をしなければいけなくなりました。ー

ヴォン

！！！！

朱暖

なんで急に“門”が開いたの！？

白蓮

繋がってる先は…

青嵐

…！！全員離れて！！

ズズッ

⁇?

そんなに怯えないでください

⁇?

俺は『陛下』からのご命令を受けて、ここに来ただけです

⁇?

ですので、あなた方に危害を加えるつもりは全くありません

玄翠

よかった…

青嵐

貴様は「危害を加えるつもりはない」…そう言ったな

青嵐は、身内以外には厳しい口調で話します。ギャップってやつ？目がｷｯってなります

青嵐

ならば目的はなんだ。言え。

⁇?

…ならば全て言いましょうか

ベル

俺の名前は…「ベル」。周りからはそう呼ばれています

青嵐

…周りから…か。本名ではないと言うことか。

ベル

えぇもちろん。身分上、本名を言うわけには行きませんからね

ベル

そして…あぁそうだ。目的でしたね。

青嵐

あぁ。さっさと言え。

ベル

それは…

あなた方をここから出させないことです

！！！！

そして琳寧たちは…

凛音

……

琳寧

凛音？どうしたの？

凛音

あ、いや。何でもない

凛音

この大鎌…本当にすごいな

琳寧

ね。すごく斬れ味がいいのに、軽くて振りやすい

ガキンッ

暁月

くっ…！

イザナミ

おうおう、さっきまでの威勢はどうしたんだぁ？？

暁月

(この野郎…めんどくせぇ武器持ってるからって調子に乗りやがって…)

凛音

お〜い、キレんなよ〜琳寧の前だぞ〜

暁月

申し訳ありません！！！！！

琳寧

え、いや、別に大丈夫だよ？

暁月

ありがとうございます！！！！！

琳寧

(というか…さっきのルーさんの“記憶“…あれは何だったんだ？）

•神器に所有者の血液を与えると『完全顕現』といって、神器の能力を最大限引き出すことができる。・『空間転移』は、行き先をイメージすればどこへでも行くことができる。　そして、イメージといっても“キーワード“のみでいい。・武器を出した時のあれは、『選ばれし者の武器庫』という。お嬢さんも使用可能。・武器庫にある武器は、壊れても武器庫の中に仕舞えば自動的に修復される。・『時間操作』の対象は選んで使用可能。

琳寧

凛音、ちょっと暁月と交代してきてくれる？

凛音

ん？俺が戦う番ってことか？

琳寧

そう。お願いできる？

凛音

おう任せろ！！この鎌って使っててもいいか？

琳寧

うん。壊れたらこっちに持ってきて

凛音

りょーかい！！