狂おしい程に…＿＿♡

ﾄﾞｻｯ

ｶﾞﾁｬ…ｶﾁｬｶﾁｬ

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ﾋﾞｸｯ

ﾌﾗ…

ｶﾞﾁｬ

ﾄﾞｻ…(座り込む

ｶﾞﾁｬ

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

その当時は、母さんが喜んでくれる事が嬉しかった

だからテスト勉強も頑張って、100点を維持出来るように努力して、俺は何とか5回連続100点を取った

そして次のテストは難易度が高く

俺はプレッシャーに襲われた

寝る間も惜しんで必死に勉強し、なんとか100点を取るために頑張った

でも結果は80点だった

ﾊﾟﾝｯ…！

俺はどうやら親に数字としか見られていなかったらしい

俺が100点をとる度に親戚や近所の人達にマウントを取っていたらしく、俺が優秀な成績をとる度母は優越感に浸っていた

だから100点を取らない俺は母親にとっては要らないんだ

…最初から100点なんて取っていなければこんな事になって居なかったのに……

それから日に日に母親に暴力を振るわれるようになった

父親には仕事のストレスを身体で発散させられた

…その後の事は、もうよく覚えていない

…だから俺は失敗する訳には行かない

折角見つけた、大切なこさめを…＿

もうこれ以上、失いたくないんだ

もう失敗できない

失敗しない……

もう、捨てられたくない…っ

…だから例えこさめが何を言おうが、泣き叫ぼうが…俺はこさめを離さない

…これがこさめの為になっているなんて1ミリも思っていない

…本当は俺だって苦しい

…でも、こさめが居なくなったら俺は、今度こそ生きていけない…っ

…だから俺は…何としてでもこの計画を成功させる

こさめを従順な犬にして、俺と生涯を共にして貰う

…それが俺の今の願いだ