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平凡に生きていくのが俺の目標だった
仕事に行って
飯を食って
余計なことなんて考えず
自分の欲望のままに生きていく
これが幸せなんだって
そんな俺の夢が
叶わなくなるなんて
陽一
陽一
陽一
重い足取りで階段を上る
家賃の安い賃貸で一人暮らし
家には別にこだわりもないし
普通に生きるにはぴったりだ
陽一
陽一
陽一
隣人のインターホンに手を伸ばしたと同時に
扉が開いた
ガチャ
陽一
???
陽一
扉を開けて出てきたのは見知らぬ男だった
隣人は一人暮らしの中年男性で
結婚しているわけでもないし
そもそも出てきたのは男
男は黒の手袋をつけていて
明らかに普通では無い
陽一
陽一
陽一
男は俺の腕を強く引っ張り中に入れ込んだ
バタン
ガチャ
陽一
陽一
陽一
???
陽一
陽一
陽一
男は俺の喉にナイフを近づけた
陽一
???
陽一
陽一
陽一
陽一
陽一
陽一
???
陽一
???
陽一
???
男はキャリーケースをだした
???
陽一
陽一
陽一
???
???
???
???
???
???
陽一
陽一
陽一
俺は抵抗はありつつも
遺体の処理を手伝うことにした
ゴギッ
陽一
何かが折れる音
冷たい肌
恐怖で涙が止まらない
キャリーケースに遺体を詰めるために
ただただ体を折りたたんだ
陽一
???
???
???
陽一
陽一
もう心が限界だった
???
陽一
???
陽一
陽一