あむ
あむ
あむ
あむ
あむ
あむ
あむ
東京の隅の小さなマンションで
僕達は二人の世界を創造している
シャークん
Broooock
Broooock
シャークん
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
シャークん
シャークん
Broooock
他愛もない話をする毎日
大学生の僕達は
バイトで稼ぐ少ない収入や
仕送りを上手く活用して生活してる
趣味のYouTubeの収益は山分け
シャークん
Broooock
シャークん
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
Broooock
シャークん
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
シャークん
シャークん
Broooock
シャークん
ある日の昼間
最近買った、心中がテーマの恋愛小説を
時間が過ぎるのも忘れるほど熱中して読んでいた
そこにあった一文。
「 愛を形に、全てを置き去りに。 」
この文は、
主人公の高校生が放った言葉。
Broooock
Broooock
ハテナが浮かぶまま読み進めると、
いつのまにか2人死んでいた。
主人公の男子高校生
そして
その男の子が一目惚れした女の子
形にって、
Broooock
彼の帰りが遅いので、大学まで迎えに行くついでに周辺を散歩していた
目を光らせる野良猫
薄ら輝く月と星
Broooock
暑く冷たい空気を吸い体を伸ばすと
脱力。
そんな中ぼーっと考え事をしている
死後について。
Broooock
Broooock
難しく、脆い疑問を抱きながら
Broooock
そう気付く。
Broooock
Broooock
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
Broooock
シャークん
シャークん
柔らかい手が触れる感触
なんの合図もなく繋がれた手
Broooock
シャークん
Broooock
Broooock
Broooock
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
そんなくだらない話をしながら、
ふと、思った。
この手を離したら、
くだらない話も、協力して過ごしてく日常も
全部、なくなる。
だから絶対に離さない、と。
甲高い蝉の鳴き声が響く
7月の空
汗を拭い笑いながら見上げる君を
僕は溶けかけたアイスを右手に
見惚れていた。
溶けたアイスは僕の手を汚す
最近まで綺麗だった心も汚される
愛
形にすることが難しいモノ。
でも僕は、
君へのこの愛を
君への尽きることの無い愛を
形にして残したいと、思った。
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
そう言って僕は彼の手を握った。
全てを無くしてしまわないように。
彼は
シャークん
と笑い、手を握り返してくれた
君となら
どうなっても構わないよ
むしろ、君となら
全てを置き去りにして
幸せになりたい。
愛を形に、
全てを置き去りに。
拝啓 20歳だった僕達へ
あの日、あの時___
僕達は、
大人になれなかった。
この世に愛を残したまま。
コメント
2件
とても素敵です!! ストーリーの進み方や言葉の選び方が美し過ぎます...!!! 尊敬です!!あむ様のストーリー全て拝見しておりますが、全て大好きです!! これからもゆっくり更新待ってます!!