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雨男と空色図鑑

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雨男と空色図鑑

6 - 親友(とも)の過去

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2024年01月20日

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るいの発言を聞いた翌日

仕事で休憩をもらった俺は 課長と話をしていた。

課長は俺の元先輩で、るいの遠い親戚であるため。俺の外の姿をよく知ってる。

あの図鑑には課長のメッセージが書いてあったため 俺は課長に話を聞くことにした

雨野(あめの)

お時間すみません。課長

課長

二人のことだものいいのよ

るいの両親はるいが生まれすぐ お金が尽き、るいをよつばに預けた

それから数年、よつばで育ったるいは感情をあまり出さない子に育った

そして虫が好きなのを聞いた課長はあの図鑑を送ったのだ

課長

"君はどこでも目指せる子"

というメッセージとともに

課長

まさか、雨野くんの所に来るとは思わなかったけど笑

課長は一通り話を終えると 笑って俺をいじった

雨野(あめの)

ほんと、大変でしたよ。笑

課長

でも、いい機会だったでしょ?

課長

るいちゃんも変わってくれたし

雨野(あめの)

はい、不思議と嫌な気はしないですね。今はですけど笑

少し課長をからかった後 俺は課長に礼を言って 家に向かった

"家族みたいな友"の元へ 帰るために

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