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【不定期更新】あの日、僕らは繋がった（腐向け）

第6話 - ユキの過去

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2021年02月07日

#アイドリッシュセブン

#アイナナ

#八乙女楽

#千

#腐向け

ライア

ー某旅館、５Ｆ空き部屋

ドサッ

千

いっ……

千

（っ…痛い…、
なんか先輩に対して乱暴すぎない？）

八乙女楽

………（ｼﾞﾄｯ）

千

……？

八乙女楽

ユキさん、体調どうですか？やっぱり悪いですか？

千

（え？心配するとこ、そこ？？）

千

（っ…ともかく、すごく体が熱くなってきてる…
なんだかクラクラしてきた……）

八乙女楽

え？あ、大丈夫すか？

千

あ…あつ…い…

千

（あ、声出せた…）

八乙女楽

熱い？でも、熱はないですし……

千

（でも、視界があやふやで……あ…）

バタッ

千

（もう体に力が入らない……）

八乙女楽

え！？…ユキさん？大丈夫すか？！ユキさんっ！！

八乙女楽

ユ————！

八乙女くんの声が遠くなっていくのを最後に、僕は意識を失った

そして、意識を失ってる間。懐かしい夢を見た

モモ

ユキさんですよね？あの…大丈夫ですか？

千

君は？

千

（え？モモ…？ここは…、）

モモ

あ、オレ、春原百瀬って言います！
Re:valeのお二人のファンで、それで……

千

…そう

千

（Re:valeは確か、モモと僕の……。
いや、この頃は多分バンと僕か。ってことはこれは5年前？）

モモ

あの…、ぼーっとしてるみたいですけど、大丈夫ですか？

モモ

あ、もしかしてどこか具合悪いとかですか？！

千

ふふっ…、大丈夫。気にしないで

千

一つ聞きたいんだけど…、ここどこ？

モモ

え？ここ、ライブ会場ですけど……

千

ライブ…？

千

（……！！もしかして）

万理

ユキ。お前、またスタッフに怒ったらしいじゃないか

千

アイツらが僕の言った通りに動かなかったのが悪い

万理

だからって怒るなよ、お前嫌われるぞ？

千

みんなが僕のことを嫌っても、バンは僕のことを嫌いにならなければそれでいい

万理

…お前な……

千

（バン？……あの頃の記憶か？6年前……、
傷がない…あの事故が起きる前か…）

千

…今度から気をつける

万理

ユキが俺の言うことに聞く耳持つなんて珍しい……
今日は雨でも降りそうだな

千

…うるさい

万理

…でも、そんなところは変わらないのか……

万理

そういえば、あの俺らのファンだって言う男の子どうなった？

千

男の子？

万理

覚えてないのか？この前、俺らを助けてくれた男の子いただろ？

千

あー、春原百瀬とか言う名前の子？

万理

そう！その子！！

千

…知らない。興味ないし

万理

興味ないとか言っておきながら、あの子からの差し入れはちゃんとお前もらってるだろ

千

……

千

なんでバンがそのこと知ってるの？

万理

…さ、さあね〜

千

バン、お前まさか……

万理

！？

千

僕のストーカー？

万理

そんなわけあるかよ！（笑）

万理

お前ってほんと、昔から言うことが一つズレてるとこあるよな（苦笑い）

…バン、また会いたいよ

そして、あの頃みたいにまた一緒に歌おう

また、一緒にステージで———

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ライア

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