遊戯〇〇
おっと
次に目を開いた時に広がっていた光景はビルの部屋の中だった。 どうやらあのモヤはワープで、それに飛ばされたらしい。
隣には爆豪くんと切島くんがいて、 皆散り散りにされたのだと察した。
遊戯〇〇
お、爆豪くんに切島くん!
切島鋭児郎
おう、遊戯!無事か!?
遊戯〇〇
全然大丈夫だよ!
遊戯〇〇
かっちゃんに切島くんか…うん、心強いね!
爆豪勝己
誰がかっちゃんだ!!
切島鋭児郎
ここは…ビルん中?
遊戯〇〇
そうだね、倒壊ゾーンじゃないかな
爆豪勝己
無視すんな!
爆豪勝己
あのモヤに飛ばされたんだろ、腹立つ!
遊戯〇〇
!
と、下の階からバタバタと足音が聞こえる。 近付いてきてる…。それも何十人も!
切島鋭児郎
敵来るぞ!
爆豪勝己
分かってらぁ!
遊戯〇〇
突っ走んないでね!
敵
どりゃぁ!!
ドアを突き破って流れるように入ってきた敵達。 それらを3人で迎撃する。
一番に私に殴りかかってきた敵の腕を掴む。 周りに物がないため使えるのは人のみ。
すかさずその敵にエネルギーを注入して、 敵と他の敵を体当たりさせる。
横から来た敵の腹に蹴りを入れ、 操っていた敵をぶつけた。
と、今度は鉄パイプを持った敵が向かってきた。 こりゃいい、使わせてもらおう。
鉄パイプにエネルギーを注入して力を入れる。 鉄パイプは簡単に男の手からすり抜けて私の手に渡った。
遊戯〇〇
ちょうど武器欲しかったんだよね
敵
ガキのくせに調子乗りやがってぇ!
遊戯〇〇
そのガキにボロ負けしてんのはそっちでしょ
その男の首に鉄パイプを垂直に叩きつければ、 男は呆気なく気絶して床に転がった。
爆豪勝己
死ねぇ!!ボボボボ
遊戯〇〇
ちょ、爆豪くんあんま大きな爆破しないで!
遊戯〇〇
ビル崩れちゃうよ!?
爆豪勝己
お前の個性でビル操ればいいだろ!ボンッ
遊戯〇〇
無茶言わないでよ!!バゴッ
敵
おりゃあー!
遊戯〇〇
ドガッ
遊戯〇〇
この感じからするに私達の個性は割れてないみたいだね
爆豪勝己
そうだな、バカみたいに何の対策もなく向かってくる
敵
話す暇があるのかぁ!?
遊戯〇〇
あるよ、だから話してんじゃん
長い舌を私に巻きつけようとした気色悪い敵を 股間に膝蹴りを入れてぶっ倒す。
切島鋭児郎
うっ、敵だけど今のは痛そうだな…
遊戯〇〇
それはごめん