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藍視点
イタリア王国
蜜数 藍
平穏を装ったが、
実は内心めちゃめちゃドキドキしている。
推しと花火見れるだけで まじ奇跡なのに2人で見る?!
まじで私今日死ぬかもしれん…
ヒューードーーーン
イタリア王国
いつものように楽しそうに はしゃぐイタ王の姿に
思わず沢山の笑みがこぼれる。
蜜数 藍
夜空に何百発の花火が放り出される。
久しぶりにみる花火だからか、 私も心做しかテンションが高くなった
…………
蜜数 藍
不意に手のひらに何か暖かく とても安心する違和感を覚えた。
イタリア王国
そう
イタ王が私の手を そっと優しく握ってきたのだ。
蜜数 藍
私は戸惑いが隠せず、 花火に集中できなかった。
イタリア王国
イタリア王国
蜜数 藍
自然と目が合っているだけなのに なぜか時間が止まっているように感じた。
蜜数 藍
イタリア王国
イタ王は少し笑って そのあと一切深掘りはしなかった。
…………
あぁ、、
かっこいいなぁ、、
今すぐこの言葉を口に出してしまいたい、 この気持ちを言葉にしたい、
なんて思いながら 私たちはみんなと集まる所に向かった。
数十分前のナチス視点
ナチス・ドイツ
桃白 みあ
いつも通りの無邪気で可愛らしい 笑顔が愛おしく感じた。
桃白 みあ
小声で少しリズムに乗りながら ゆったりとみあは歩いている。
ナチス・ドイツ
桃白 みあ
不意に振り向いてニコッと微笑む顔を見て 俺は心を打たれそうになる。
ナチス・ドイツ
桃白 みあ
桃白 みあ
ナチス・ドイツ
みあは走って 焼きそばの売ってある屋台へと向かった。
桃白 みあ
みあは満足そうな笑みを浮かべて 焼き鳥と焼きそばを持っている
人気のないベンチに座りみあは 「いただきまーす!」と元気に言った後、 ニコニコとしながら食べ始めた。
桃白 みあ
ナチス・ドイツ
ヒューーードーーーン
なんて?と口に出そうとした瞬間…
夜空一面に大きな火花が咲いた。
桃白 みあ
ナチス・ドイツ
色とりどりの花火が夜空に咲き渡る。
こんなに綺麗な花火を 見た事ないと思うほど、
今までで見てきた花火の中で 1番綺麗だと感じた。
桃白 みあ
ナチス・ドイツ
桃白 みあ
ナチス・ドイツ
喋る隙を与えられず 強引に焼きそばを口に入れられた。
桃白 みあ
ナチス・ドイツ
桃白 みあ
ナチス・ドイツ
桃白 みあ
悪戯っぽく笑う みあと花火の光が重なって、
まるで夢のように綺麗で、儚く見えた。
日帝視点
紫咲 純恋
大日本帝国
…………
他の奴らは青春恋愛映画にありそうな ワンシーンなのに俺らは、、
紫咲 純恋
紫咲 純恋
紫咲 純恋
紫咲 純恋
…影からあの2組を暖かく 見守っているのだった。
大日本帝国
紫咲 純恋
大日本帝国
………
俺も純恋と あんな仲になれたらいいのに、、
紫咲 純恋
紫咲 純恋
好奇心旺盛のキラキラした瞳が 2組に真っ直ぐと降り注がれる。
……………
その瞳を、 俺だけに見せてくれないだろうか、
こいつと2人になる度に 増え続けてしまう醜い独占欲と依存心。
1度だけ、、
…いや、何度も思った事がある。
大日本帝国
俺の小さな思いは、
夜空に打ち上げられる何百発の花火と共に 深い深い夜の闇に消えていった。