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pixivに載せているものをそのまま持ってきました! 数回に分けて出してくのでよければお付き合いください! 【🐱視点】 ky「ふあ…。はやうれとしゃんとこかえらないとお……」 友達と飲んだ帰り。 強い方だが、久々にがっつりと飲んでしまって、いつもよりクラクラとする気がする。 力がうまく入らない。誰かに方を貸してもらったら良かったのかもしれない。 まぁ、1人で帰るしかないんだけど。 ky「………んァ?」 誰か前から来る……?それも走って来ていると思う。 ky(こんな夜中にどおしたんだろぉ?……。ッえ) 目を擦ってよくみたら、まさかのレトさんだった。 いつも夜に出歩くとかないはずなのに、何の用があったのだろう。 ky「れとしゃ!!どぉしたの?」 rt「……いや、単純にキヨくんが心配で」 何か心配されることしたかなあ? ぼーっとしてたら、1つの考えが俺の頭によぎった。いや、よぎってしまった。 ky「れとさん、こんなとこまでおかしくなぁい?……だれかにあおーとしてたの?」 rt「は?」 やべ、考えたことをそのまま口にしてしまった。 レトさんは俺のこと1番に考えてくれてんの知ってるのに。 ……まさか、まさか、女の人と会ってるんじゃないかって思ってしまったんだ。 それも……こんな"夜"に。 rt「……まぁ、そうやね。確かに誰かに会おうとは、してた」 ky「ぇ……?」 そんなこと、考えたところでないとはどこかで思ってた、けど。 予想に反して、レトさんは俺の言葉に肯定した。 ky「だっ、だれと?!」 俺は混乱だか驚きだか、たくさんの感情が渦巻いて、言葉に出そうとしたけど、何にも出てこなかった。 rt「……てかさ」 レトさんは俺の質問には答えずに、別の話に切り替えた。 rt「こんな夜中にキヨくん、ずっとその状態?なんか触られでもしたんじゃないの?」 ky「へぁ……?」 探るような目でレトさんは俺を見つめてくる。 誰かに触られたって、そんなことはない。。 だけどこの時は頭が回らなくて、記憶も曖昧で そう答えてしまったのが──本当に良くなかったんだろう。 ky「ゃ、そんなことなかったとおもうけど……あったようなきもするなあ」 rt「……へぇ、言っちゃうんやな?堂々と」 rt「なんか変な雰囲気になっちゃったやんか、ねえ?さ、早く家帰ろうや!」 いきなり明るく声を弾ませて手を握ってくる。 ky「ふぇっ、ぁ……?ぅん!」 そして疑いとか、俺はそんな目は一つもレトさんに向けないまま、レトさんに支えられながら、すんなりと帰ってしまったのだった。