TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

sm

……なんだよ……これ

きんとき愛用の青いジャージのポケットの中から薬が出てきた。

sm

種類は3種類だけど……量がえげつないぞ……少なくともただの風邪の量ではないな

sm

きんとき、これって、どういうこと……だ?

kn

( ˘ω˘ ) スヤァ…

sm

え、え〜…………

え、寝ちゃったよ?俺どうすればいい?

sm

ん、この薬……吐き気止めか?

sm

え、もしかしてインフルとかそういう奴?もしそうなら俺確実に移ってるじゃん、

sm

てかさっききんときむせてたよなぁ?なんでこんな短時間ですやすやと……

sm

まぁ、それで回復するならいいんだけど

kn

……ん、ん?あれ、自分の部屋……?

sm

( * _ _ )z z Z

kn

あれ?スマイル?……寝てる…………

kn

(。・ω・)σ゙ ツンツン

kn

……起きないなぁ、いや別に寝てもらっても構わないんだけど、

kn

コチョコチョ(c* ̄﹃ ̄*)c"

sm

ビクッうぉわぁっ、びっくりしたぁ……

kn

www

sm

え?何が起こった?

kn

俺が寝てるスマイルの横腹をくすぐった

sm

お前やべぇじゃん、人の睡眠邪魔するなよ。ここきんときの家だけど……

kn

なら人の家で寝るなよw

sm

Broooockはいつもきんときの家で寝てるじゃん

kn

それはそうだな……

kn

でもBroooockはどこでも寝られるじゃん。多分だけど

……あ、そういえば…………

kn

薬飲まないと、

sm

あ、そのことなんだけどさ

kn

あ、待って。えっと、いや、やっぱどうぞ………

やっぱバレてるよな……あの薬の量見たら普通ただの風邪とは思わないはずだし……

sm

なんだよw急にコミュ障になるじゃん
しかもそんなあからさまに俯かなくてもいいって。

kn

だって……バレちゃったんでしょ……?

sm

え?何が?

kn

……は?

sm

え、だってこの薬の量は風邪じゃないだろ?だから、インフルとかだと思ってたんだけど……違った?

kn

あ、あぁ、そういう事……か

sm

wだから、そんな半泣きになるほど緊張しなくてもいいってことよ

kn

う、うん……

こいつまさか……誤解してやがる……!?

こちとら余命宣告されてんだぞ なぁにがインフルだ、比にならねぇぞ

kn

……フッw

sm

え!?なにか俺変なこと言ったか?

kn

いやw……

sm

ならいいけど、
まぁきんときがインフルなら俺もインフル確定だろ?だから……

sm

今日泊まっていい?

kn

……え?は?

すごい俺今困惑してる。 ごめんスマイル、 君インフルじゃねぇんだわ。

kn

で、でも撮影出来なくなっちゃうよ?

sm

……休む

kn

えー

ヤバい、何がかは分からないけど色んな感情が俺の脳内ですごい入り混ざっている…

kn

えっとー、頭の理解が追いつかない

sm

え?

kn

そういえばなんで俺自室にいるんだっけ

sm

え?今更?

sm

俺がリビングから運んできただけだけど

kn

あ、うん、サンキュ

sm

えっと、あ、それほどでも

sm

……???

kn

……

何だこの気まずい空気感

kn

あー、えー、これからどうする?

sm

体調が悪いなら寝る

sm

俺は病院に行く

kn

え、なんで

sm

インフルの友達と一緒にいたから写ったかもしれないって言って薬もらう

あ、そうだ。こいつ俺がインフルだと勘違いしてたんだった。

kn

あの、言い忘れてたけど俺残念ながらインフルじゃねぇんだわ

sm

え?え、まじ?

kn

マジ

sm

でも普通の風邪ではないだろ?あの薬の量は、

kn

う、うん

sm

じゃあ昨日病院行って医者にどういう診断受けたんだよ。何も無いわけないだろ、急に発作が起きて倒れ込んだり……

kn

それはそうなんだけどさ

kn

ん〜、やっぱ言った方がいいんだよね、

sm

そりゃあ気になって仕方ないけどさ……

kn

ん、分かった、正直に言うわ

ん?今きんとき『正直に話す』って言ったよな。え、じゃあ…

sm

てことは、今までの全部は本当のことじゃないの?

kn

少なくともインフルではない。ただの風邪でもない

sm

え、じゃあなんなんだよ

kn

それを今から話すって言ってるんだろうが知りたいんなら黙っとけよw

sm

あー、あ、うん、そっか、聞くわ

kn

www

kn

でさ、俺ね

kn

俺……俺さ、

そう言って彼は俯いた。

sm

なんだ、そんな話したくないことなら話さなくても…!!

kn

嫌だ、もう言うって決めたから、

kn

俺ね、

俯いたまま少し掠れた弱々しい声で そう告げる。

kn

ごめんね、本当に

sm

え、急になんで?

直後、彼が口にしたことは、 にわかには信じ難いようなことだった。

kn

俺さ……

『あと、1年も生きられないんだって』

この作品はいかがでしたか?

631

コメント

4

ユーザー

やば、泣ける ? 続き楽しみにしてます!✨

ユーザー

なんかもうなんにもわかんないけど愛してる

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚