TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

餘ツ

それでは続いて第5回戦目の対戦者は〜?

餘ツ

餘ツ

柳くんvsルンさんで〜す!

ルン

ボクダネ

ルン

柳、覚悟しててネ

ルンさんごめんなさい

店長だからといって手加減はしないです

餘ツ

二人とも強気ですねぇ〜!

餘ツ

それじゃ!サクッと戦ってもらいましょ!

第5回戦目 柳vsルン

GO FIGHT!!

ルンさん

俺はこのまま勝ち進んで、塩。先輩と戦いたいんです

塩。

何だあいつ

ルン

……塩。くんが勝ち進むとは限らない…カナァ

いや、先輩は強いし優しいので、俺のために勝ち進んでくれます

何その絶対的な信頼

塩。

あいつの言うとおりに勝つの癪だな

俺は…先輩の攻撃を喰らいたい!!!

柳は地面を蹴ってルンに飛び込む

ルン

っ……!

澪彩

おお!柳が先手を打った!

澪彩

いいぞ!かっこいいぞ!!

塩。

…言ってることはクソキモいけどな…

柳がルンに攻撃を与える直前、ルンは空へと逃げる

あの店長逃げやがった…

そら逃げるだろ

すると、柳も空へ飛んでルンを追いかける

餘ツ

おおっとここで空中戦に移行だぁぁ!!

2人の能力は重力を操作することができる

ルンは、自分にかかる重力を無効化できる

柳は、重力や念力を初めとした様々な力を操ることができる

これらにより、2人は空を飛んでいるのだ

ルンさん!!

俺は!

塩。先輩に痛めつけられたい!!

ヤベェ奴だな

塩。

あいつと戦いたくないな

ルンさんは俺の能力の下位互換なので諦めてください!

柳はルンに手を向ける

ルン

ルン

う、動けない…

柳は念力でルンを拘束する

終わりです、ルンさん

手に持っているナイフを首筋に当ててください

柳の催眠力の能力で、ルンの体は言う通りに動き出す

ルン

ぐ…

冷たいナイフの先がひたりとルンの首筋に当たる

ルン

……負け…ダネェ…

餘ツ

勝負あり!

餘ツ

勝者は柳くんです!

ありがとうございます先輩…

先輩のおかげで勝てました…

塩。

俺は何もしてないぞ

ルン

能力的に仕方ないとはいえ、こんなことしか考えてない人に負けるのは普通に悔しいネェ

餘ツ

それでは続いての対戦者は〜?

餘ツ

餘ツ

どれどれ…

餘ツ

あれっ?

澪彩

なになにー?

澪彩

どうしたんだー?

餘ツ

えーとですね!

餘ツ

なんと次の対戦相手は、私こと餘ツと塩。でーす!

塩。

は?

よかったですね塩。先輩

勝てそうですよ

勝ち進んだら俺を痛め付けてくださいね

塩。

勝ちたくねぇな

餘ツ

それではレッツ勝負〜!

第6回戦目 餘ツvs塩。

GO FIGHT!!

開始の合図が下された瞬間、塩。の拳が餘ツの顔面を目掛ける

ゴスッ!

鈍い音が響いて会場の空気が静止する

塩。

これは…餘ツK.O.ですかね

目埜

餘ツってばいっつも殴られてるもんねー!

その場の大半が餘ツはやられたと思っていた…が

餘ツ

塩。

……は?

塩。の拳は餘ツの顔面の寸前で止まる

餘ツ

…ふっ

餘ツ

塩。が私の顔を目掛けて殴ってくるのは想定内だよ

餘ツは、魔導書で習得したシールド魔法で塩。の拳を防いでいた

塩。

……くそ

塩。は餘ツから距離を取り、手を横に振る

すると地面から真っ黒い煙のような液体のようなものがじわりと染み出る

そして、それは餘ツに向かっていく

液体のような動きをするが煙のようにゆっくり上がっていくそれを見て、餘ツは両手を前に突き出す

餘ツ

吹き飛べ!

餘ツの手からは風魔法が放たれ、黒いそれは塩。の方向に逆流する

塩。

っ……!

塩。は後退りしながら手を振り、地面から黒い波を起こす

波は煙のような液体を飲み込みながら餘ツへ向かう

餘ツ

えっ…!!

逆流した煙を防ぐためだけに起こされたと思った波がまさか自分に向かってくるのは思わなかったのだろう

餘ツは波に対処することができず、飲み込まれてします

餘ツ

う…ぐぅ…

餘ツを飲み込んだ波は引いたあとも、餘ツの体をじわじわと蝕む

歩奈

しょ、勝負あり!!

歩奈

餘ツさんは戦闘不能です!

歩奈から試合終了の声がけがあったが、塩。は能力を解除する気配がない

餘ツ

くる…じ…

歩奈

塩。くーん!!試合終了ですー!!

歩奈

能力を解除してくださーい!!

歩奈

餘ツさんが死んじゃいまーす!!

塩。

塩。

……はぁ

塩。

仕方ねぇな

お前殺そうとしただろ

歩奈

というわけで、勝者は塩。くんでーす!

餘ツ

うーん、負けちゃったなぁー

餘ツ

ま、仕方ないかー

餘ツは自身を回復しながら呟く

塩。

俺が餘ツ如きに負けるわけ無いだろ

塩。が呟くと、観客席から声が聞こえる

塩。先輩…!!

素晴らしい試合でした!!

俺と戦うために勝ってくれたんですね!!

先輩に痛め付けられるのを楽しみにしてます!!

塩。

餘ツ

餘ツ

……塩。勝って良かったね

塩。

……くそ、あいつのこと忘れてた…

塩。

覚えてたら手を抜いて…

塩。

いや駄目だ、どんな理由があろうと餘ツに負けるのはプライドが許さない…

餘ツ

えぇ……

この作品はいかがでしたか?

23

コメント

3

ユーザー

そもそも2人とも勝ち進んでも塩。と当たるか分からないんだよなぁ…柳くん……

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚